堺雅人が吹き替え担当のアニメ映画『FLY!/フライ!』、上映館数が少ない『変な家』に興収及ばず

 『FLY!/フライ!』は、『ミニオンズ』シリーズや、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年)を手掛けたアメリカのアニメ制作会社・イルミネーション・スタジオによる最新作。渡り鳥なのに小さな池から一度も出たことがないカモの一家の初めての大移動を描いた、オリジナル長編アニメだ。

 日本語吹き替え版では、心配性な父ガモ・マックを堺が演じたほか、母ガモ・パム役を麻生久美子、兄ガモ・ダックス役を黒川想矢、妹ガモ・グウェン役を池村碧彩、ハト集団のリーダー・チャンプ役をヒコロヒーが担当。そのほか、羽佐間道夫、野沢雅子、関智一、鈴村健一ら豪華声優陣も出演している。

 同18日発表の全国週末興行成績ランキングのトップ10を見ると、『FLY!/フライ!』は初登場7位に。同じく初登場1位の『変な家』(間宮祥太朗主演)や、5位の『デューン 砂の惑星 PART2』(ティモシー・シャラメ主演)、6位の『恋わずらいのエリー』(宮世琉弥&原菜乃華のダブル主演)は、『FLY!/フライ!』よりも上映館数が少ないだけに、堺をはじめとする出演者や制作陣にとっては悔しい結果となったことだろう。