『ガリレオ』『HERO』フジの超ヒットコンテンツは時間が空いても大コケしない?

 例えば、07年10月期に同じくフジで放送された連ドラ『ガリレオ』(福山雅治主演)も、第2シーズン(13年4月期)やスペシャルドラマの放送、映画も公開。最新作は22年9月公開の『沈黙のパレード』で、「映画としては9年ぶり」と大宣伝された結果、最終興行収入30億円を記録した。

「また、やはりフジで01年1月期に放送された連ドラ『HERO』(木村拓哉主演)も、同じように第2シーズン(14 年7月期)、スペシャルドラマ、映画が制作されました。そして、15年7月公開の映画第2作目『HERO』は最終興収46.7億円をあげています。こうした例を踏まえると、『踊る大捜査線』シリーズも失敗の可能性は低そう。ただ、今秋公開予定の新作はあくまで“スピンオフ”という位置づけで、主人公も青島ではないことがどう影響してくるか……」(同)