『踊る大捜査線』新作発表、喜びの声の一方で「今さらすぎる」

 柳葉演じる室井は、連ドラ版『踊る大捜査線』で警視庁刑事部捜査第一課強行犯捜査担当管理官として登場。警察官僚という立場上の葛藤がありながらも、湾岸署に配属された熱血漢の青島が、ベテラン刑事・和久平八郎(いかりや長介)のもとで成長していく姿を徐々に認め、それと同時に感化されていくというキャラクターだった。

 のちのシリーズでは昇進や降格を経験しつつ、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で警察庁長官官房組織改革審議委員会委員長に就任。最新映画は、室井が主人公となる以外の内容はまだほとんど伏せられているため、続報が待たれる。

「人気シリーズとあって久々の新作発表を喜ぶネットユーザーが多くみられる一方、『今さらすぎる』『フジには新規の企画にかける余力がないのか』『結局「昔のほうが良かった」になりそうで心配』といった声も少なくありません。とはいえ“超ヒットコンテンツ”は時間が空いても大コケはしにくく、それに賭けたいというフジ側の心情も理解できます」(スポーツ紙記者)