必要以上にまとめ買いするのも、貧乏夫婦にありがちな特徴です。「2個で〇円(〇%)割引」などの商品や、バーゲンで必要がないものまで買ってしまっていませんか?「特売」のチラシをみかけては2人で出かけ、あれこれ買い物する…「スーパーのお得なセール」で散財する夫婦は意外と多いようです。2人のときは1人のときより強気になっているので注意が必要です。

誤ったお金の使い方を改めて貯蓄を増やそう

貧乏夫婦になりがちなお金の使い方を5つ解説してきました。これらは決して特別なことでなく、ついついやってしまいがちなことです。ただ、少し気を付けるだけでだいぶ節約になるので、まずは気負わずにチャレンジしてみましょう。

また、節約の結果、少しずつ余裕ができたらNISAなどの制度を活用して資産運用にもチャレンジしてみたいところです。毎月1,000円程度など、わずかな金額でも長期間投資を続ければ着実に資産は増えていくので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日本FP協会の消費者向けイベントにも講師として登壇経験あり。