まあ、最終回はあんまり細かく書くような感じじゃないですけど、いいドラマだったと思うんですよね。
設定がベタだから簡単に見えますけど、情報の出し引きとか、シナリオ的にもすごく難しいことをやってたと思います。『さよなら』という言葉を冠したドラマが、最後にみんなで「さよなら」を言いながら、笑顔、笑顔のハッピーエンドで幕を閉じていく。
脚本を生き物としてとらえたとき、「必然にたどりつく」のが生涯なんだろうなと感じたんです。そのときみんな笑顔だったら素敵だし、人の人生もそう、自分の必然を見つけて、そこにたどり着こうとするものなんだろうなと。
そんな感じです。おわり。
(文=どらまっ子AKIちゃん)