投資用アパート選びで注意すべきこととは?
アパート経営は長期投資の手段であり、これまで説明したような点に注意して投資用アパートを購入し、資産形成を図るべきものである。しかし節税目的のみで投資用アパートの購入を勧める業者もおり、注意されたい。
あくまでもアパート経営で利益を出し資産を増やすことが最大の目的で、節税はアパート経営を行う上で利益を最大化する方法の一つに過ぎない。アパート経営が黒字にならないようでは、投資する意味がまったくない。
土地を保有しており、そこに新規にアパートを建設する場合もあろうかと思うが、新築なので築年数が問題とならないことを除いては、投資用アパート購入とチェックするポイントは同じとなる。収益や入居率などこれまで説明したポイントをチェックして、建設を検討してもらいたい。
最近問題となっている賃貸アパートのサブリースについては、相手業者の言いなりでローンを組んでアパートを建設し、サブリース契約を結んではいけない。これもここまで説明したポイントをチェックして、物件の建設価格の妥当性や収益・入居率をチェックしてみれば、投資として妥当かどうかの判断がつくはずだ。
優良物件を見つけることが不動産投資の成功のカギ
アパート経営は投資用アパートを購入するため、比較的高額な投資となるので慎重に検討すべきだ。投資用アパートを購入する際には、優良物件であるか否かを見極めることが投資成功のカギとなる。最も重要なポイントは「収益」「入居率」「維持管理費用」であり、その他のいくつかのポイントも合わせて確認することで優良物件の見極めができるはずだ。
これまで説明した投資用アパートを見極めるためのポイントが、アパート投資の参考になれば幸いだ。
文・ZUU online編集部/ZUU online
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