◆介護タクシーの仕事もイベント運営も「楽しい」

――ここでもゲーム好きが活きてくるんですね。

加山:子どもが生まれたすぐ後には、ヤクルトレディもやっていました。ヤクルトは保育園も付いている上に保育料も安い。なかなか売り上げが上がらないと言われるエリアの担当だったんですが、ここでも攻略するために乳酸菌や腸内細菌のことについて自分なりにしっかり勉強しました。その成果は歩合制なので、報酬にも反映され、やりがいがありましたね。

――今の介護タクシーの仕事はどうやって見つけたんですか?

加山:佐川をずっとやりたかったんですが、毎日10キロくらい走って配達をしてたら、足の筋を痛めてしまい無念のドクターストップで引退するしかありませんでした。同じタイミングで介護タクシーをやっている方から「台数増やすから、誰か車の2種免許持っている人いない?」と聞かれ、前にタクシードライバーもやっていたので「私持ってますよ」「まじで? 一緒にやろうよ!」で始まりました。

ホームヘルパーの資格を持っていると、利用者さんの乗り降りの介助などもできるので資格も取りました。何が本業で副業だかわからなくなっていますが、イベントも介護タクシーのドライバーもいろいろな人と接することができるので楽しくやってます。