大阪吉本に所属する漫才師のステージ数は、たびたび話題に上がる。同23日には元プラス・マイナスの岩橋良昌が「今日11ステやったら20万やったんかぁ」とX(旧Twitter)にポスト。そのギャラ事情についても明かしている。吉本の漫才ギャラは実績によって差別化されており、賞レースの結果などで上がっていくことが知られている。昨年の上方漫才大賞受賞者である岩橋のギャラは、おそらく若手漫才師の中では最高ランクだったと思われる。

 だが、そもそも1日に10回もステージに立つことが物理的に可能なのか。その行程を垣間見られる動画がある。見取り図が昨年1月にYouTubeの「見取り図ディスカバリーチャンネル」にアップした「【1日12ステ漫才+】見取り図完全密着ドキュメント2023年版」という動画だ。

 この動画で見取り図は、午前6時20分に品川駅に集合し、新幹線で大阪へ。9時に新大阪駅に到着すると、そのままタクシーでNGK(なんばグランド花月)入りしている。

 1ステージ目は10時スタート。急いで身支度を整えると、舞台袖に入る。どのネタをかけるかは「出ていく前」に盛山晋太郎がリリーに伝えるのだという。