『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』ランクアップ、ティーン向けの泣ける映画が増える?

 そのほか、前回のランキングでは初登場4位だった『夜明けのすべて』(2月9日公開)が、今回は9位まで後退。一方で前回9位だった『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23年12月8日公開)が、公開11週目にして8位にランクアップ。

 後者は、若い世代を中心に「泣ける」と話題を呼んだ同題小説(原作・汐見夏衛氏、スターツ出版文庫)を福原遥と水上恒司のダブル主演で実写化。累計興収は41億円を突破している。今作のヒットにならい、今後は“ティーン向けの泣ける映画”が増えるかもしれない。

 なお、前回まで15週連続でランキング入りしていた『ゴジラ-1.0』(23年11月3日公開)はついにトップ10圏外となった。