さて、松本人志の性加害疑惑と同時期に、新潮が報じたサッカー日本代表の伊東純也の性加害疑惑は、伊東の代理人の弁護士が色々な媒体でしゃべり、相手の女性たちを批判するという「場外乱闘」のようになってきているようだ。

 意を決して訴訟を起こした2人の女性たちを不安に陥れていると、新潮が報じている。

 被害を受けたと訴えているA子はこう話す。

「現在、憶測でいろいろな情報が飛び交ってしまっていて、私たちはひどいバッシングに晒されています。今後、スポーツ選手などの有名人から性被害を受けたとしても、女性たちが声を上げづらくなってしまうのではないかと不安に思っています」

 伊東のトレーナーから性被害を受けたと訴えるB子も、
「私は今まで、本当に誰にもこのことを言えませんでした。昨年12月に、A子ちゃんと一緒に、弁護士さんに話を聞かれた時に初めて被害にあったことを言えたんです。自分の被害を話せた時に、やっと少しだけすっきりしたというか……」

 さらに、声を震わせながらも続けて、

「私たちとしては、勇気を振り絞って(事件について)打ち明けたわけです。それなのに、一部の人たちが、酷い言葉を言えてしまうのはなぜなのでしょうか」

 一方で、伊東側の代理人を務める加藤博太郎弁護士の動きにも注目が集まっているという。

「同意があったとか、なかったとか、そういう話ではないです。まったくこれ、でっち上げで行われたものだというふうに考えています」(TBS系『ひるおび』2月2日放送)

「女性二人の話がまったくのでっちあげだと考えています。それは客観的証拠からもそう言えると思います」(フジテレビ系『イット!』2月8日放送)

 弁護士としてあるまじき行動である。これでは、弁護士が率先してセカンドレイプしているといわれても致し方ないのでは? しかも、2人の女性が告訴する前に、伊東側と示談で話し合っていたのではないのか。