山崎賢人主演「マンガ・アニメ実写映画」の興行収入――『キングダム』シリーズは50億超

 山崎主演の人気マンガの実写映画といえば、まず挙げられるのが『キングダム』シリーズだろう。漫画家・原泰久氏「ヤングジャンプ」で連載中の同名漫画を原作に、19年4月公開の『キングダム』から、すでに3作が公開されており、いずれも興行収入は50億円超え。今年7月には第4作『キングダム 大将軍の帰還』の公開が予定されている。

「山崎は今後、『ゴールデンカムイ』と『キングダム』という2大シリーズを主演として引っ張っていくことになります。彼はほかにも、多くの人気マンガ・アニメの実写化映画の主人公に抜てきされており、そのたびに原作ファンからは『またか』などとネガティブな意見が出てしまう。しかし興行成績を見ると、ヒットの目安になる“10億超え”を達成した作品が少なくないんです」(同)

 50億円を超えた『キングダム』シリーズ以外では、16年5月公開の『オオカミ少女と黒王子』(二階堂ふみとダブル主演)が12億1000万円、同9月公開の『四月は君の嘘』(広瀬すずとダブル主演)が14憶2000万円、17年10月公開の『斉木楠雄のΨ難』が10億円、20年2月公開の『ヲタクに恋は難しい』(高畑充希とダブル主演)が13億4000万円という成績を残している。青春・恋愛マンガの実写化でも高評価を得ているといえそうだ。