『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』1位も……前作初動より勢いに欠ける

 原作だけでなく、TOKYO MXやフジテレビ系で放送されてきたアニメ版も人気の『鬼滅の刃』は、主人公・竈門炭治郎(声優:花江夏樹)が家族を鬼に殺され、鬼になった妹・禰豆子(声優:鬼頭明里)を人間へ戻すために入隊した「鬼殺隊」での活躍や成長を描く。

 今春にはアニメ4期となる『「鬼滅の刃」柱稽古編』(フジテレビ系)がスタート。今回1位に輝いた『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、3期『「鬼滅の刃」 刀鍛冶の里編』の第11話を振り返りながら、4期の第1話を回、『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』として劇場版として先行上映。全国376スクリーンで公開し、初日から3日間で興行収入6億4700万円をあげた。

 映画『鬼滅の刃』シリーズといえば、2020年10月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が最終興収404.3億円を達成し、国内で上映された歴代映画の興収ランキングで堂々の1位に。なお、昨年2月には『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が全国377スクリーンで公開され、初日から3日間で興収11億5900万円を記録。これと比較すると、今作の初動は勢いに欠けるが、どこまで数字を伸ばせるか注目だ。