今週は現代とポストがお休み。

 ラインナップを見ると、松本人志を始め、テレビやスポーツの世界で有名な人間たちの女性たちへの「性加害疑惑」のなんと多いことか。

 これは世界的な「#MeToo」運動が遅れていたこの国にも、ようやく広がりを見せてきたのだろうか。

 古来、日本的な「男の女遊びは甲斐性」などというバカげた“因習”が音を立てて崩れていく気がするのは、私だけではないはずだ。

 松本人志もそうだが、今週、女性2人から「性加害」だと告訴されたサッカーの伊東純也のケースも、女性たちとの性交渉の「事実関係」は認めているようだが、「合意の上」だと主張している。

 2人の女性が「セカンドレイプ」を恐れず、声を上げたという勇気は批判されるべきことではないはずだ。

 そこのところを、文春、新潮の報道を検証しながら考えてみたい。