食器棚の収納アイデア術⑥扉を外してみる

食器棚やキッチンの戸棚に死蔵品が生まれやすいのは中に何が入っているかわかりにくいからに他なりません。目隠しとして有効でも、結局そこにおさめたモノを上手く使えていないのであれば収納スペースがあってもないのと同じこと。

そうしたスペースのムダをなくさないためにはいっそ扉を外してオープンタイプのキャビネットとして使うのも1つの方法です。

シェルフスタイルで使えばホコリや汚れも目に付きやすく、自然とキレイに使うようにもなり、奥のモノがしまいっぱなしということもなくなる一石二鳥効果も。

細かなモノの収納には無印やニトリ、IKEAなどに売っているさまざまなサイズの自然素材のカゴなどを使えばナチュラルインテリアに、100均などのフタ付プラケースを使えばスッキリ感のあるキッチンになります。

食器棚の収納アイデア術⑦食器棚を兼用する

そもそもキッチンが狭く食器棚をリビングスペースに置くしかない、という人は食器棚を食器専用と考えず、リビング家具との兼用としてとらえるのも収納とキレイ見えの両立には有効な方法です。

その際に気をつけたいのは家具のバラバラ感を防ぐこと。リビングスペースの他の家具とのトーンを合わせて、食器棚兼用の家具だけ悪目立ちすることがないようにするのが大切。

食器をしまうのだから食器棚売り場で探す、と考えず、リビング家具コーナーなどから自分の手持ちの食器の納まりそうな形状のキャビネットや家具を選ぶ方法もありますが、手持ちの家具を流用したい場合は、他の家具とのトーンをそろえるためにニトリなどのホームセンターや100均などで販売されている壁紙シートなどでリメイクするのもおすすめです。

食器棚の収納アイデア術⑧100均グッズを生かす

今使っている食器棚や収納家具を生かして、少しでも使いやすくキレイなキッチン収納を実現したい時にまず役立つのが無印やニトリ、IKEAで売られている収納ケースや収納用トレイ。

特に無印は数多くのミニマリストからも支持されているだけあって、手頃な価格でさまざまなサイズのものが豊富にそろい、後から買い足したり補充するのも簡単。シンプルなモノトーンカラーなので、どんなインテリアにも溶け込みやすいのもうれしいところです。

さらに収納だけでなくもっとインテリアとしてもおしゃれなキッチンに仕上げたいという人にはニトリなどで売られているラタンなどの自然素材のバスケットやコットン素材などの収納ボックスを組み合わせるのもおすすめ。

特にリビングスペースに食器棚を置いている場合や玄関からの動線でどうしても目につきやすい場所に食器棚を置かなくてはいけない場合などには100均などのフェイクグリーンなどと組み合わせるとオシャレと収納が両立しやすくなります。

食器棚の棚の多くは可動棚になっていますが、棚の追加はできないものがほとんどなので、それぞれの棚の上の部分には意外と空間が残されていますが、それをなくそうと上まで食器をぎっちり積み重ねたりすると下の方の皿が取り出しにくくなったり、安定が悪くなってしまうということもあるのであまりおすすめできません。

そうした場合はニトリなどのホームセンターで売られている突っ張り棚を組み込んで、かさばるわりに軽いモノを収納するスペースにする方法があります。

また100均などで売られているスチロール製のブロックや棚受けと、ニトリなどのホームセンターで売られている厚めのプラ板で簡易の棚を追加するという方法もあります。

もっと簡単に済ませたい場合は、無印などで売られているスタッキングできるプラスチックケースや引き出しと100均のケースを組み合わせて隙間をくまなく使う方法もおすすめ。シンデレラフィットしたときの達成感もひとしおです。