食器棚の収納アイデア術③キッチン家電は少数精鋭
最近は小型で見た目もかわいらしいキッチン家電や調理家電が増えていることもあり、キッチンにいくつも持っているという人も多いようです。しかし、いくら可愛いとか手頃な価格とは言っても、こちらも1年に数度しか使わないようであればキッチン収納にとってはお荷物そのもの。
いつか使うかもと置いておいたあげく、最終的に買取に出すにしても早めに手放したほうが少しでも買取価格が高くなるのも道理なので、思い当たる節があるという人は使わないキッチン家電や調理家電は処分しましょう。
また新しくキッチン家電や調理家電を購入するという人は、なるべく単機能のものではなくいろいろ多機能性のあるモノを選ぶようにするのも少しでもムダなモノの数を減らし、キッチンの収納をキレイに見せるためには重要なポイントです。
また、無印やニトリといったシンプル家電を扱っているところのモノで揃えるのもキッチンをすっきり見せるのには大事なポイント。色やデザインに統一性があるので食器棚やキッチンカウンターなどに並べていても雑多感がありません。
食器棚の収納アイデア術④食器棚の引き出しを見直す
スペースの限られたキッチンの中で貴重な収納の役割を果たす食器棚。その食器棚の引き出しやキッチンの流しの引き出しを上手く有効活用できているという人も案外少ないもの。
とりあえずあふれるモノをほうりこんでいても引き出しを閉めてしまえば目に付きにくいことから、手前側のみに良く使うモノが集中し、奥はしまってあっても使わないモノの墓場と化していることも少なくありません。
食器棚の引き出しやキッチンの流しの引き出しの収納力アップにはまずそうした使わないままに埋もれているモノと絶対に必要なモノの仕分けをしましょう。その上で、必要なモノのサイズをきちんと測り、引き出しのサイズや収めたいモノのサイズにあった引き出しトレーや、引き出しの高さにあったカゴなどで「見やすくわかりやすい」収納を心がけましょう。
その際、引き出しケースや引き出しに入れて使う100均などのカゴやトレイの色を統一しておくと見た目にもすっきりとする上、どこに何が入っているか一目でわかりやすくなり、より使いやすいというメリットがあります。
さらに引き出しトレイやカゴをポリプロピレン製のものから選択するようにしておくと、油汚れや調味料などで引き出し内が汚れた際の掃除などもサッと一拭きするだけで済みます。
食器棚の収納アイデア術⑤食器棚の死蔵品を処分する
キッチン唯一の収納家具となりやすい食器棚。コンパクトな食器棚でなく大は小を兼ねる、と大きめの食器棚を買ったという人にありがちな収納トラブルが棚などの奥に死蔵品がたまりやすいということです。
特に普段あまり開け閉めしない上部や下部の扉付き戸棚内などにはレジャー用のお弁当箱や水筒、使わない調理グッズなどがぎっしりということも。
特に好みの合わない結婚式の引き出物のコップやグラスセット、陶磁器のセットなどはとりあえず、と押し込めたが最後まったく日の目を見ないままに長年置かれっぱなしということも起こりがちです。
そうしたムダに貴重な収納スペースをとるコップやグラスセットは思い切って処分してしまいましょう。名前入りのものなどは無理ですが、ブランド食器などの場合はリサイクル店に引き取ってもらえることもあるので、使えるモノを捨ててしまったという罪悪感も軽減されます。