映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は「ハイレベルな作品」!

 なお、今作は、主人公のキラ・ヤマト役の保志総一朗やラクス・クライン役の田中理恵、アスラン・ザラ役の石田彰、シン・アスカ役の鈴村健一をはじめ、ルナマリア・ホーク役の坂本真綾、メイリン・ホーク役の折笠富美子、マリュー・ラミアス役の三石琴乃、ムウ・ラ・フラガ役の子安武人、イザーク・ジュール役の関智一ら、おなじみのキャストが続投しているほか、カガリ・ユラ・アスハ役として新たに森なな子が参加。

 また、新キャラクターの声優としてトーヤ・マシマ役の佐倉綾音、アレクセイ・コノエ役の大塚芳忠、アルバート・ハインライン役の福山潤、アウラ・マハ・ハイバル役の田村ゆかり、オルフェ・ラム・タオ役の下野紘、シュラ・サーペンタイン役の中村悠一らも出演している。

 豪華な顔ぶれがそろっていることも、この映画の魅力の一つといえるだろう。制作会社関係者は「実力派ばかりのハイレベルな作品。主要キャラを演じる保志や田中はもちろん、子安、関、三石ら脇を固めるキャストを含め、全員が主役級の声優ばかりを集めた貴重な現場です」と評す。

「シリーズファンを大事にしているからこそ、アニメ版のキャストをほぼ変更せず、それが成功につながったのでは。当時よりも円熟し、良い芝居ができる人ばかりですし、確かにこれだけ脂がのったキャストを変更するのはもったいない。現役声優にとっては、収録を見学したいくらい実力派ぞろいですから、新たに参加した若手はものすごく勉強になったと思います」(制作会社関係者)