身体能力や頭脳を持つ人類(コーディネイター)と、自然のままに生まれた人類(ナチュラル)が存在する時代「C.E.(コズミック・イラ)」を舞台に、コーディネイターとナチュラルの間の戦いを描いた作品で、中立の工業コロニー「ヘリオポリス」に住むコーディネイターの少年キラ・ヤマトが戦いに巻き込まれる――というストーリーだ。
06年に制作が発表されたものの、長らく続報は出ておらず、21年にアニメ放送20周年を記念した新プロジェクト「GUNDAM SEED PROJECT ignited」の中心企画として制作中であることが明らかに。
そんなファン待望の新作となった今映画について、ネット上では「情報量が多すぎて、イマイチわからないところも多い」「恋愛要素が多くて受け付けない」とネガティブな感想も寄せられているが、「BGM、作画、演出、全部最高」「往年のファンも納得する完結作にふさわしい素晴らしい内容だった」「見たかった『ガンダムSEED』が全て詰まった神映画でした」「18年待った甲斐があった」と絶賛する声もあり、概ね好評のようだ。
29日発表の全国週末興行成績に基づく映画ランキング(興行通信社調べ)によると、初日から3日間で63万4000人、興収10億6600万円をあげ、初登場1位を獲得。『機動戦士ガンダム』シリーズ最高のスタートを切ったそうだ。実際に映画を鑑賞した人の口コミが広がりつつあり、2月2日からは週替わり入場者プレゼント第2弾として、「ミニ設定冊子」の配布がスタートしており、客足はさらに伸びると予想される。
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