映画を観る時間があっても、映画を観る気持ちを作れずにスマホで時間をつぶす方は多いでしょう。しかし、話題を呼んだ名作映画を観ることで、暇な空き時間は有意義な時間になり心も満たされるのです。
今回は、人生で一度は観ておきたい洋画の名作をランキング形式で紹介します。洋画は各ジャンルたくさんの名作が揃っているので、ぜひ気になる作品はチェックしてみましょう!
洋画の名作映画は数多い!
洋画の魅力はなんと言っても、日本以外の考え方やライフスタイルを味わえることではないでしょうか。洋画を見ていると現実逃避できる理由は、日本以外の日常と離れた世界に入り込めるからでしょう。その中でも洋画の名作は、ストーリーも面白い上に、大切なことを教えてくれる作品が多くあります。
名作が多い洋画には、各ジャンルそれぞれに面白い作品が揃っているので、ストレス社会を頑張って生きる日本人の方は好きなジャンルの洋画で非日常を楽しむべきなのです。日常から離れることで、普段だと気づかない大切なことに気づくきっかけをくれるかもしれません。
一度は見ておきたい名作映画!おすすめランキング25【洋画編】
さっそくランキング形式で人生で一度は観ておきたい洋画の名作を紹介します。今回は数多い洋画の名作の中からジャンルを問わず25作品を厳選したので、気になる作品はぜひ観てみましょう。
おすすめ名作洋画【1位】ショーシャンクの空に
名作洋画ランキング第1位は1995年に公開されたフランク・ダラボン監督が手掛ける『ショーシャンクの空に』です。主人公で銀行員のアンディは、妻と愛人を射殺した疑いで刑務所に拘束されてしまいました。
アンディは実際の犯人ではなく、全く身に覚えのない事件で捕まっている冤罪なのですが、その後20年刑務所の中で過ごすことになるのです。
刑務所の中にはすさんだ受刑者ばかりで初めはなじめずにいるアンディですが、刑務所内を有益な環境に整えようと様々な工夫をするアンディの姿を見て、他の受刑者たちも感化され始めます。そして、20年の月日が経った頃、アンディの冤罪を晴らす情報を掴むのですが、さらに大きな問題が待っているのでした。
『ショーシャンクの空に』は、どんな環境でも希望を持ち続けるアンディに、希望を持つことの大切さや、人生を諦めない事の大切さを教えてくれる作品です。自分の可能性を勝手に決めてしまっている方や、人生に希望を持てない方に良いきっかけを与えてくれる作品でしょう。
おすすめ名作洋画【2位】最強のふたり
名作洋画ランキング第2位は2012年公開されたエリック・トレダノ監督とオリビエ・ナカシュ監督が共同で手掛ける実話を元に製作された『最強のふたり』です。
パラグライダーで事故に遭い、首から下が動かない大金持ちのフィリップは、介護士を雇いますが、強情な性格と神経質なせいで、どの介護士も長く続きませんでした。
そんな中で会ったのが、出所したばかりで介護士免許すら持たない黒人の青年ドリスです。ドリスは失業手当を貰いたいがために、フィリップの介護士の面接を受け、不採用証明書をもらう狙いでしたが、恐いもの知らずな性格を気に入ったフィリップはドリフを採用します。
やがて、二人はぶつかり合いながらも、最高の友人として絆を築いていくことになるのでした。『最強のふたり』は、境遇も年齢も国籍も違うふたりが、仲を深め合うハッピーなストーリーです。
介護の資格を持っていないドリフですが、フィリップを障害者扱いしずにサポートしながら、楽しい事や悪いことも共にします。お金はあっても孤独だったフィリップは最高の親友を手に入れ、無職のドリフは職を持ちウィンウィンの関係が築けている二人はまさに最強のふたりでしょう。
おすすめ名作洋画【3位】フォレスト・ガンプ 一期一会
名作洋画ランキング第3位は、1995年に公開されたロバート・ゼメキス監督とスティーブ・スターキー監督が共同で手掛ける『フォレスト・ガンプ 一期一会』です。主人公のフォレストは矯正器具を付けなければ歩くことができず、知能指数も標準より下回り養護学校を勧められるほどでした。
それでも、フォレストの母親は、他の子と同じ教育をさせたいと普通の学校へ入学させてあげます。しかし、フォレストをバカにする周囲の視線は変わることなく、いじめを受ける日々を過ごしました。そんなある日、いじめっ子から逃げていると、走っている途中に矯正器具が外れてしまいます。
ところが矯正器具を付けなくてもフォレストは走り続けられました。しかも、誰よりも早く走れているのです。この足の速さが開花したことで、フォレストの人生が大きく変化し、フォレストと関わる人達を救うことになるのでした。
『フォレスト・ガンプ 一期一会』は1950年代~1980年代の米国史とうまく絡ませたストーリーが魅力で、フォレストともう一人のキーパーソンであるジェニーがアメリカの光と闇を体現しています。最初のスタートラインが人より怠っていても、諦めなければ成功することを教えてくれる作品でしょう。
おすすめ名作洋画【4位】グリーンマイル
名作洋画ランキング第4位は2000年に公開された『グリーンマイル』です。『グリーンマイル』は大恐慌時代の刑務所の死刑囚棟を舞台にした作品となります。看守長のポールが務める死刑院に、少女二人を殺害した疑いで黒人の大男ジョンが連れられてきました。
発見された現場でジョンは、少女二人を脇に抱え「もう少しで助けられたのに」と意味不明な発言し泣いていたのです。さらに、少女二人をレイプし、殺害したとは思えないほど優しい性格のジョンに、ポールは彼が本当に殺人犯なのか不思議に思い始めます。
後に、ジョンの不思議な力を目の当たりにするポールでしたが、ジョンの正体は何者なのでしょうか。『グリーンマイル』はとにかくジョンが可哀そうな内容です。心優しきジョンが報われるラストではないですが、確実に感動する作品でしょう。
おすすめ名作洋画【5位】レ・ミゼラブル
名作洋画ランキング第5位は世界各国で大ヒットした名作ミュージカルを2012年に豪華キャストで映画化した『レ・ミゼラブル』です。主人公のジャン・バルジャンは一つのパンを盗んだことで19年もの間刑務所の中にいました。
仮釈放されても、長い間刑務所の中にいたバルジャンは心がすさみ再度盗みをしてしまいますが、司教と出会ったことで改心するのです。その後、出会ったファンテーヌから愛娘コゼットを託されたバルジャンは、警察から逃げながらコゼットを育てました。
『レ・ミゼラブル』は、登場する人物それぞれが苦しみと戦いながら生きています。ひとつの作品で罪人からの公正や、親子愛、恋愛と様々なテーマがあるので、見ごたえがある作品と言えるでしょう。