睡眠時間の短さは通勤・通学時間の長さと比例している

通勤・通学の長さが睡眠時間の短さと比例していることは間違いないようです。ランク入りした3県からは多くの人が東京に通勤・通学しています。東京に通勤・通学する多くの人は、住宅コストがより安い隣接県に住居を構えており、その分通勤・通学時間はおのずと長くなるのです。

それでも企業や学校の始業時間は変わらないため、睡眠時間が削られる可能性は高いでしょう。これらが短い睡眠時間上位3県と通勤・通学時間が長い上位3県の一致した理由のようです。

コロナ禍でリモートワークが普及すれば睡眠時間が延びる可能性も

総務省の統計から睡眠時間が短い都道府県トップ3は通勤・通学時間が長いことを証明する形となりました。しかし現在は、コロナ禍の影響もあり多くの企業が自宅などで業務を行うリモートワークを導入しています。今後リモートワークがもっと普及すれば、睡眠時間が短い3県の人も通勤時間が大幅に減り、その分睡眠時間が伸びる可能性は高くなるでしょう。

 

文・大岩楓
元銀行員ライター。預金・為替業務に長く携わった経験をもとに、節約などの記事を多数執筆。現在はジャンルを広げて教育系の資格を生かした記事まで幅広く執筆。

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