「仕事が忙しい」「単なる夜更かし」、理由はさまざまですが、いずれにしろ時間を取るために睡眠時間を削る人も多いでしょう。睡眠時間が短いと体にさまざまな不調が現れます。そのリスクがもっとも高い都道府県はどこでしょうか。

睡眠時間が短い都道府県上位3つは?

総務省統計局の『睡眠時間たっぷり!?ランキング』によれば睡眠時間が短い都道府県トップ3は次の3県でした。

  • 1位 埼玉県 7時間31分
  • 2位 千葉県 7時間32分
  • 3位 神奈川県 7時間33分

1~3位ともに健康的な睡眠時間とされる8時間を切っています。いずれの県も東京都に隣接しており東京への通勤・通学圏。そのことが睡眠時間の短さに影響しているのかもしれません。

睡眠時間が短い都道府県トップ3は通勤・通学時間の長さもトップ3

上記の仮説にもとづき、次は通勤・通学時間の長さが睡眠時間に影響しているかどうか調べてみました。総務省統計局の『通勤・通学時間が長い!?ランキング』によれば、通勤通学時間が長い都道府県トップ3は睡眠時間が短い都道府県トップ3と一致しました。

  • 1位 神奈川県 1時間45分
  • 2位 千葉県 1時間42分
  • 3位 埼玉県 1時間36分

この3県に住む人の平均的な通勤・通学時間は1時間半以上。地方に住む人が驚くレベルですね。これでは睡眠時間が短くなってもおかしくありません。