◆もの言えないペットを想う
「いまはもう、一切こうした考えは持っていません。それでも動物はもの言えぬぶん、苦痛を伝えられませんから、つらそうにしているとつい苦肉の策で、昔取った杵柄(きねづか)……代替療法に手を出してしまいがちです」
これまたモノ言えぬゆえ、何がペットにとって本当に幸せかどうかは誰にもわからない。病気になった動物をどうするかの是非は、飼い主にゆだねるしかないだろう。
幸い美香さんのネコはその後、動物病院通いで一般的な治療を行うことによって、小康を保ち元気に暮らしているという。
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