◆テレビ局で勤務中、いろいろな芸能人と遭遇
「私は、ドキュメンタリー番組や旅番組を制作している事務局で働いていたので、普段は芸能人を見る機会はほとんどなかったんです。でも、テレビ局内の社員食堂や、おつかいなどでほかの部署に行くときなどに、ドラマや歌番組の出演者を見ることがよくありました」
英恵さんが働いていたテレビ局は、時代劇なども制作していたため、よく衣装姿の俳優を見かけました。
「一度衣装を着てしまうと、着替えたり外に食べに出るのが大変なんでしょうね……。着物姿の人が固まって食事している風景もよく見かけました。
主演俳優などは、周りをスタッフの人が囲んで、周りの席にほかの人を座らせない配慮をしていました。最初は、珍しくてじろじろ見てしまいましたが、次第に慣れて見なくなりましたね(笑)」
英恵さんは、主役級の俳優なのにオーラを消しているのかわからなかったことがあったそう。
「とある俳優を見かけた時ですが、普通に一人で食べて自分で食べ終わった食器なども戻していたんです。明らかにかっこよかったけれど、本当に本人かわからず彼がいなくなった後に、周りの人と『あれ、〇〇だよね』って確認しました。逆に普通に人っぽくて好感度が上がりましたね」
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