ヘアアイロンの使い方のポイント◎静電気が気になるとき
これからヘアアイロンの使い方を紹介していきますが、その前にヘアアイロンを上手に使うためのポイントを紹介させていただきます。
ヘアアイロンでヘアスタイルをセットするということは、使い方や巻き方のコツさえ掴んでしまえば簡単ですが、困るのが静電気の存在です。
ヘアアイロンでヘアスタイルをセットしていたら、パチッと静電気が起こって、気持ちが落ちてしまうという経験をした人も少なくないのではないでしょうか。
ヘアアイロンを使っているときに静電気が起きてしまうのは、髪の毛が乾燥していたり、傷んでしまっていることが原因になっている可能性が大きいと言われています。
熱を使うヘアアイロンは、100%髪の毛にダメージを与えないというものではありません。シャンプーをしたときにはしっかりとトリートメントをしたり、乾燥が特に気になるときには保湿も考えるといいでしょう。
ヘアアイロンの使い方のポイント◎注意する点
ヘアアイロンの使い方では、静電気に注意をすることが大切ですが、それ以外にも髪の毛にダメージを与えないために、注意をしたほうがいい点がいくつかあります。
まずは髪の毛が濡れた状態で、ヘアアイロンを使わないようにするということです。ヘアアイロンはヘアスタイルをセットするもので、ドライヤーではありません。
濡れた髪の毛にヘアアイロンを当ててしまうことで、髪の毛の中の水分を急激に蒸発させてしまい、キューティクルが傷んでしまうこともあります。マイナスの効果があることなので、絶対にやめましょう。
またしっかりとヘアスタイルをセットしたいからといって、ヘアアイロンで同じところを何度も何度も挟んだり巻いたりするのはよくありません。
何度もヘアアイロンを同じところに当てるという使い方ではなく、1回でも効果が出る使い方や巻き方をマスターするようにしていきましょう。
またストレートヘアをつくるヘアアイロンの場合には、当て方を間違えてしまうと、ヘアアイロンの形がヘアスタイルに残ってしまうこともあるので注意が必要になります。
ヘアアイロンの使い方のポイント◎後ろ髪のときの使い方
これからヘアアイロンの使い方を紹介させていただきますが、ヘアアイロンの使い方や巻き方で難しいと感じるのは、後ろ髪になります。
ショートのヘアスタイルの人も、ミディアムのヘアスタイルの人も、真後ろの髪の毛というのは、ヘアアイロンでの巻き方が上手くいっているのか、効果があるヘアアイロンの当て方ができているのか、確認するのが難しい位置でもあります。
ヘアアイロンの使い方を紹介する前に、まずは後ろ髪のときの使い方を紹介させていただきます。
ショートヘアの場合にはそれほど苦にならない後ろ髪のヘアスタイルのセットですが、ミディアムやロングのヘアスタイルの場合はぜひ試してみてください。
まずは後ろ髪をトップの部分と左右の3つの束になるように分けていきます。セットをしない部分は、ピンやゴムなどで簡易的に留めておくとヘアスタイルのセットが楽になります。
3つの部分に分けることができたら、さらにそれぞれを4束くらいずつに分けていきます。分け終わったら、髪の毛の中間から、1束ごとにヘアアイロンを当てていきましょう。
ヘアアイロンを使うときは、髪の毛の根元から髪の毛の中間までは10秒程度当てるようにします。カールをするときは、10秒たったらそこでくるんと髪の毛を巻き付けてください。
焦らずに1束ずつヘアアイロンをかけていけば、ミディアムでもロングでも自然なカールのヘアスタイルに仕上げることができるでしょう。
ヘアアイロンの使い方◎ストレートにするポイント
それではヘアアイロンの使い方をみていきましょう。巻き髪のヘアスタイルで使うことが多いヘアアイロンですが、ショートやミディアムのヘアスタイルには、ストレートにするためにヘアアイロンを使うという人も多いと思います。
ヘアアイロンでストレートにするポイントはどんなポイントがあるのでしょうか。
ヘアアイロンでストレートのヘアスタイルの効果を出したいときには、温度は160度程度がおすすめです。初心者の場合には、一気に熱くなりすぎない温度のものを使うといいでしょう。
ただし130度以下になると、ストレートにするのにとても時間がかかってしまうので注意が必要になります。長時間ヘアアイロンを髪の毛にあてていると、髪の毛にダメージも与えてしまうので、ヘアアイロンの使い方としてもおすすめできません。
ヘアアイロンの使い方◎ストレートにする手順
それではヘアアイロンを使った、ストレートのヘアスタイルにする使い方や巻き方をみていきましょう。初心者の場合は、まずは見える位置から使い方や巻き方をマスターするのがいいでしょう。
ショートの場合でも、ミディアムやロングの場合でも、ヘアスタイルをセットする前に、髪の毛を何か所かで束にしておきます。
ヘアスタイルのセットをしていない箇所の髪の毛が入り込んでこないようにしておくというのは、少し手間に感じるかもしれませんが、綺麗な効果を出したいというときには必要な手間になります。
ショートでもミディアムでも、髪の毛の長さに関係なく束にすることができたら、まずは髪の毛をクシなどで整えて、「プレートタイプ」のヘアアイロンで髪の毛の根元をゆっくりと挟みます。
あまり根元に近すぎると、火傷をしてしまうこともあるので、初心者の間は少しだけ離れた位置から挟むようにしましょう。
挟み込んだら、毛先までゆっくりとヘアアイロンを当てていきます。ヘアアイロンをあてる時間は10秒程度で問題ありません。あまりにも長時間あてすぎないようにすることも大切です。