そして、この好きなものを語ったときのニューヨーク嶋佐の独特なキャラクターもチュロス以上の発見だった。1つ目のチュロスは、マイナーなわりにはやけにおいしい印象を私も持っていただけに、話の導入で食いついて聞き入ってしまった。

嶋佐「カニクリームコロッケ昨日のうまかったなって言った事あります?」

山内「お寿司とか昨日の美味かったなーってなるけど、カニクリームコロッケはそうなるほどの魅力がないっていう話じゃない?」

嶋佐「あるはずなのに、もっとブレイクしてほしい」

松本「カニクリームコロッケがニューヨークにもうちょっとブレイクせえって思ってると思うよ」

 と、カニクリームコロッケに対しては皆厳しく指摘していた。