ここに『キングオブコント』(TBS系)で準優勝経験のある鬼ヶ島 アイアム野田、斉藤慎二(ジャングルポケット)、うるとらブギーズ・八木崇が加わり、ベテラン勢からは街裏ぴんく、猫ひろし、チャンス大城、脳みそ夫、さらに冷蔵庫マンさんまでエントリーしている。御年62歳だそうだ。
24日の『R-1』ファイナリストは、ななまがり森下、トニーフランク(元・馬と魚)、おいでやす小田、桂三度(元・世界のナベアツ)、馬場園梓(元・アジアン馬場園)、SAKURAI、ラパルフェ 都留、松本りんす、おぐ(ロビンフット)といった往年のビッグネームが揃い、ここにみなみかわや『R-1』にとっては因縁しかないウエストランド井口もエントリーしている。
上記以外にも、ダンビラムーチョ、いぬ、きしたかの、ママタルト、ケビンスらが、コンビ2人での参加だ。EXITの兼近もいるし、元・犬の心のおしみんまるも、元・コマンダンテの石井ブレンドもいる。
ざっとまとめただけでも、2回戦でこのメンバーである。「芸歴制限撤廃」という大ナタが吉と出るか凶と出るか、いずれにしろ昨年の『R-1』とはまったく別モノの大会になりそうだ。
見られるのかもしれない。チャンス大城、冷蔵庫マンやユリQがネタを披露し、野田クリスタルやハリウッドザコシショウがそれを審査するという、時空のねじれ切った世界線が。
(文=新越谷ノリヲ)