【4】主人公の過去を知るキーパーソンが大手企業トップの娘
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』では、大手法律事務所・テサン創立者の娘である弁護士テ・スミ(チン・ギョン)が、ヨンウの出生の秘密を知るキーパーソンとして登場。そもそもヨンウの父・ビョンホとスミは学生時代に恋人同士であり、2人の間に生まれたのがヨンウという展開だった。
一方、『ありすの厨房』にも、製薬会社CEOの娘で創薬化学者の五條蒔子(木村多江)が、ありすの過去を知る重要人物に位置付けられている。ありすの父・心護と蒔子は元同僚。心護はゲイで、ありすが3歳の時に引き取り育てているが、蒔子がありすの実母という可能性は低くないだろう。
【5】主人公と同僚が恋仲になる
ヨンウは、ハンバダの訟務チーム職員イ・ジュノ(カン・テオ)と恋仲になるが、一方でありすも、住み込みバイトの倖生と惹かれ合う関係になる模様。ジュノも倖生も、主人公の言動に戸惑いつつ、そのひたむきさや才能に惚れる……という点が一致している。
このように、あまりにも『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』と設定が酷似している『厨房のありす』。放送開始後は、本作ならではのストーリー展開を示して、視聴者を魅了できるだろうか。