ストレートアイロンで巻き髪を作る方法①ワンカールの巻き方

まずは初心者でも簡単にできるワンカールの巻き方について紹介します。ワンカールは、毛先だけふんわりと巻いたヘアスタイルのことで、簡単にできる上、今っぽいおしゃれで可愛いヘアスタイルになりますよ。

ワンカールの巻き方①毛先を内側に巻く

ワンカールで巻く前に、髪を上下でブロッキングしましょう。ワンカールをするときは毛束を多めにとり、髪の中間から毛先に向かってストレートアイロンを滑らせ、毛先だけ内側に巻きます。髪の毛の根元はアイロンを入れるとペタンとしてしまうので何もしなくてOK。

ワンカールの巻き方②上の髪の毛はふんわりと

ブロッキングしていた上の髪の毛は、ふんわり感を出すために中間付近から大きくカーブを描くようにワンカールを作ります。もう少し動きがほしいときは、前や後ろ向きにカールして、アイロンの動きを変え、カールの向きをランダムに作りましょう。こうすることでさらにふんわりしたワンカールが完成します。

ワンカールの巻き方③ワックスをつける

ワックスを付ける時は毛先を中心に毛束感を作るように、手ぐしを通します。毛先は指でほぐすようにワックスをつけると、もっとふわっと感のあるワンカールができます。

これでワンカールヘアの完成です。とっても簡単なので誰でもチャレンジしやすいヘアスタイルですね。

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法②外ハネの巻き方

ワンカールは内巻きに1回カールさせる巻き髪でしたが、今度は外に巻く、外ハネヘアです。外ハネは今トレンドのヘアスタイルで、ボブの方やショートの方におすすめのヘアスタイル。内巻きは少しフェミニンな印象になりますが、外ハネはカジュアルでアレンジしづらい長さの髪の毛も簡単に可愛いヘアスタイルに変身します。

髪の毛を外ハネにする方法

髪の量によってサイドと後ろを3~5段くらいにざっくりブロッキングして、毛束をとり外に巻いていきます。巻くときは毛先をアイロンを持っていない方の手で持ち、中間部分からストレートアイロンを外側に滑らせていきます。

この時中間部分は内側に巻いて、毛先だけ外ハネにすると、中間部分にボリュームが出ますよ。ブロッキングしていた髪全て、同じように外ハネにしたら完成です。

外ハネに内巻きをプラスしてこなれ感を

外ハネに内巻きを加えるトレンドのヘアスタイルもあります。巻き方は毛量に合わせて上下2段か3段にブロッキングしたら、内側の部分は先ほどと同じように外ハネに巻きます。この時巻いた後すぐにほぐすと、柔らかい外ハネになります。表面の髪は上に持ち上げてから、内巻きにストレートアイロンを入れることで、ふんわりとしたヘアスタイルを作れます。

内側を外ハネ、外側を内巻きにするヘアスタイルは、ボブヘアや髪の短い人だけでなくミディアムやロングヘアの人も出来ますし、ただの外ハネよりカジュアルすぎず、こなれ感のあるヘアスタイルになります。

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法③簡単MIX巻きの巻き方

続いては簡単MIX巻きの方法です。MIX巻きとは内巻きと外巻きを合わせた巻き髪のこと。髪に立体感が出て華やかな雰囲気に仕上がるので、髪が重めの方にもおすすめです。今回は毛先の方だけふんわりさせる簡単でラフなMIX巻きと、髪全体を巻いて華やかな雰囲気を出す上級者向きのMIX巻きを紹介します。

簡単MIX巻きの巻き方①下の髪の毛をS字に巻く

まずは上下にブロッキングし、下の髪から巻いていきます。アイロンを持つ手と反対の手で毛先を持ち、毛束の中間部分は内側に大きく丸みをつけるようにカーブさせて、少しキープ。そこから毛先は外側に向かってカールさせ、毛束がS字になるようにします。下の髪すべてを同じようにS字に巻いてください。

簡単MIX巻きの巻き方②上の髪の毛は内巻き

続いて上の髪は大きくカーブを描くように、内巻きにして、髪全体にふんわり感を出します。巻き終わったら仕上げに、ワックスをつけるのですが、毛先をくしゅっと軽く握りながら動きと束感をつけたら完成です。

簡単MIX巻きはゆるふわ感が出るヘアスタイルで、ショートやミディアムなど髪が短い方にもやりやすい巻き方だと思います。MIX巻きは巻くのが苦手という方もぜひチャレンジしてみてください。

ストレートアイロンで巻き髪を!ワンカール・ゆるふわMIX巻きなど!
(画像=unsplash.com/photos/vrYRubnF1CM、『lovely』より引用)

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法④上級MIX巻きの巻き方

続いては少し慣れが必要な上級者向きのMIX巻きです。ストレートアイロンで巻き髪を作るのは少し難しいですが、上手く出来れば華やかで可愛いMIX巻きが作れるので何度もチャレンジして慣れていきましょう。

上級MIX巻きの巻き方①下の髪の毛から内巻き外巻きに巻く

まずは上下にブロッキングして下の髪の毛から巻いていきます。髪の中間あたりにストレートアイロンを入れたら、コテを使うのと同じように、ストレートアイロンに髪を1回巻き付け、毛先に滑らせていきます。これを毛束ごとに外巻きと内巻きと巻く方向を変えながら巻いていきましょう。

ちなみにボリュームを出したいときは毛束を細めに、ボリュームを抑えたいときは、少し毛束を多めにとるといいですよ。

上級MIX巻きの巻き方②表面の髪の毛は上から巻き髪を作る

ブロッキングした上の髪も同じようにMIX巻きしていきますが、先ほど巻いた位置より高めの位置から巻いていくと、立体感がアップしてふんわりした仕上がりになりますよ。

ストレートアイロンに巻き付けて巻き髪を作るときは、ストレートアイロンの形状によってはカクカクした不自然な仕上がりになってしまいます。カールに丸みを持たせたい方は、アイロンの温度を低めにして、毛束の量を多めにするのがおすすめです。

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法⑤ねじり巻きの巻き方

続いてはとても簡単で短い時間でできるねじり巻きの巻き方を紹介します。ねじり巻きは忙しい朝でも1分か2分ほどでゆるふわな巻き髪が手に入りますよ。巻き髪を作るのが面倒とか、苦手という方はぜひねじり巻きを試してみてください。

ねじり巻きの巻き方①髪の毛を分けてねじる

まずねじり巻きは特にブロッキングの必要はありません。髪を左右に分けて、片方の毛束をさらに手で適当に2つにわけます。その2つの毛束を片方ずつ持って、同じ方向に毛先までねじったら、ねじった2つの毛束同士をさらに巻きつけて一つの毛束にし、毛先を片方の手で持って外れないように固定します。

ねじり巻きの巻き方②ストレートアイロンでねじった髪の毛をはさむ

ねじった毛束にストレートアイロンをはさみ、上から少しずつ位置をずらしながら、数秒ずつ当てていきます。アイロンを当てる時間は髪質によって、自分で調節してください。毛先までアイロンを当てたら外してもOKですが、髪をほぐすのは熱が冷めてからにしましょう。同じ工程をもう片方の髪の毛にもやったらねじり巻きの完成です。

ねじり巻きはねじってストレートアイロンをはさむだけなのでとても簡単。髪が短く量が少ない人は分けずに、そのままねじってもOKです。

三つ編みで髪の毛を巻く方法

ちなみにねじり巻きと同じような方法で巻き髪を作れる三つ編みパーマも簡単でおすすめです。やり方は三つ編みをして、ねじり巻き同様、三つ編み部分にストレートアイロンをはさみ数秒キープを毛先まで繰り返すだけ。三つ編みは毛量によって増やしてもOKです。

ねじり巻きと少し違うのは三つ編みの量によって、巻き髪の仕上がりを調整できるところです。例えば三つ編みをきつくすると、細かいカールができて、三つ編みをゆるくするとゆるふわ巻き髪になります。ねじり巻きも三つ編みパーマも簡単に、巻き髪が作れますよ。

ストレートアイロンで巻き髪を!ワンカール・ゆるふわMIX巻きなど!
(画像=unsplash.com/photos/ZvPoZtY-0ng、『lovely』より引用)

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法⑥波ウェーブの巻き方

波ウェーブはストレートアイロンを動かしながら作るヘアスタイルです。簡単にできるヘアスタイルですが、慣れるまで不自然になりがち。ただコツをつかめばゆるふわの巻き髪が作れますよ。やり方とコツも紹介するので、参考にしてみてください。

波ウェーブの巻き方

まずは髪の量に応じて、やりやすい量にブロッキングしてください。毛束は少なめにとって、髪の中間を内巻き。そのまま手首を返して外巻き、内巻き、外巻きを繰り返しながらアイロンを毛先まで滑らせ、ウェーブを付けていきます。

髪の毛を巻くときのポイント

この時ゆっくり長めにアイロンを当てると、ストレートアイロンの形がくっきり残って、ガタガタの仕上がりになってしまうので、なるべくアイロンを素早く動かしましょう。

波ウェーブはゆるく巻きたいときも細かいカールにしたいときも、自分で調節できますし、髪が短くてもできるので、便利な巻き方です。

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法⑦毛先付近をゆる巻き

ストレートアイロンで毛先付近をゆるく巻く方法を紹介します。コツがいるので少し難しい巻き方ですが、覚えればかなり簡単に巻き髪を作ることができるので、ぜひやってみてください。

毛束を少なめにとったら、カールを入れたい部分からストレートアイロンを挟み、手首を返します。その状態のまま毛先までストレートアイロンを滑らせます。たったのこれだけでくるんと髪の毛が巻けるんです。

髪の毛を巻くときのポイント

ポイントとしては、ストレートアイロンを挟んで毛先に滑らせる間は少しゆっくり、毛先にいくにつれてアイロンを挟む力を弱めて、スッと抜きます。また毛束ごとに手首を返す方向を変えると、内巻きと外巻きのMIX巻きになります。手首を返す角度によって、カールの強さが変わるので、好みの巻き髪になるように調節してみてください。

ストレートアイロンで巻き髪を作る方法⑧前髪の巻き方

続いてはストレートアイロンを使って前髪を巻く方法を紹介します。前髪が短く、流し前髪を作りたいときはカール用アイロンで巻くより、ストレートアイロンで巻く方が巻きやすいと思います。

前髪をアイロンで作るのが苦手という方も多いと思うので、コツを確認しながらストレートアイロンで理想的な前髪を作りましょう。

流し前髪の巻き方①髪の毛をクセのない状態にしておく

前髪をアイロンで作る前に、前髪にクセがついている方はあらかじめクセがない状態にしておきましょう。クセがついている状態でアイロンを通してしまうと、前髪が割れてしまったり綺麗な前髪が作れません。

前髪のクセを直すには、水で前髪を根元からしっかり濡らしてドライヤーで乾かします。ドライヤーで乾かすときは、地肌をこすりながら分け目を消すように乾かし、根元は流した方向とは逆方向を意識すると、綺麗な前髪を作りやすくなります。

流し前髪の巻き方②ストレートアイロンで前髪を流す

ストレートアイロンで前髪を作っていきますが、量が多かったり毛束が少ない方がやりやすいという方は、ブロッキングしてください。まずストレートアイロンは前髪の根元付近から入れます。この時アイロンをあまりぎゅっと挟まず、弱めの力加減で挟むのがポイント。

またアイロンを止めるとそこに変な癖がついてしまうので、毛先まで止めずに手首をひねりながら前髪をカールさせていきます。前髪をふわっとさせたいときは少し角度を付けて、真っすぐ流したいときはあまり角度を付けずにアイロンを通し、毛先は少し内側に入れて流したい方向にアイロンを抜きます。

この時うまく前髪が流れなかったと思っても、熱がある状態なら形が変えられるので、クシや手で流したい方向に前髪を持ち、冷めるまでキープしておくと前髪がその形に固まってくれます。

流し前髪の巻き方③スプレーで前髪を固める

仕上げに髪を固めるスプレーで、前髪をキープすれば完成です。さらにスプレーの液を指に付けて、分け目や毛先に塗るとキープ力がアップしますよ。

またも少し毛束感を出したいときは柔らかめのワックスを少量指にとり、毛先に付けて好きなように束感を出しましょう。