松本人志不在の『ワイドナショー』、視聴者から批判された3つのポイント

西川貴教、週刊誌は「漁夫の利」発言はブーメラン

 今後、性加害疑惑の詳細や真偽が裁判で明らかにされるという前提で、「まだ何もわかっていない」と話していた西川。そして松本と被害者とされる女性には、どちらにも「ストレス」がかかるとする一方、裁判が続くことで記事を出し続けられる週刊誌は「漁夫の利を得ているような感じ」と批判したが、ネット上では批判を買った。

「西川は『文春』だけ得をしているのはおかしいと主張したわけですが、この話題を取り扱うメディアは『文春』以外にも多く、むしろ『ワイドナショー』だって同じ立場とあって、これは完全に“ブーメラン発言”。西川はオープニングから出演したくなさそうな雰囲気を醸していましたし、ヘタなコメントをするくらいなら出演キャンセルしてでも貝になるべきでした」(スポーツ紙記者)

安藤優子の「その場にいたわけでもないのに」発言に「コメンテーター失格」

 安藤も今後の裁判に着目し、「裁判で争われる事実関係というのは、もし週刊誌の報道が事実だとすればね、密室の中の出来事なので、当事者同士しかわかり得ない」とコメント。その上で、「私たちが、第三者が、その場にいたわけでもないのに“何が起きたんだろう”という想像の範疇で何かを言うことはナンセンス」と主張した。

「この発言には『コメンテーター失格』といった批判が噴出。確かに性加害や人権侵害という深刻な問題なだけに、中立でいようとすると何も言えないのは正論ではありますが、視聴者が求めるスタンスではなかったようです。“ナンセンスだから語れない”が通るなら、同騒動を取り上げる意味もなく、この手の番組の存在意義も問われかねません」(テレビ局関係者)