意味がわかると面白い話⑯カミの話
男性客 : 「紙がないのだが」
ホテルフロント : 「え?」
男性客 : 「だから紙がないんだよ」
ホテルフロント : 「ええ…まぁ…」
男性客 : 「普通あるだろう?」
ホテルフロント : 「まぁ…そうですよね」
男性客 : 「分かったなら、早くなんとかしろ!」
ホテルフロント : 「申し訳ありません。当ホテルはヘアケアのサービスはしておりません。」
解説
男性はおそらくトイレの「紙」のことを言っていたのでしょう。しかしこの男性は薄毛で、ホテルのフロントは「髪」と勘違いしたため、ちぐはぐなやり取りになっています。「髪」をホテル側に求められても対処のしようがありません。同音異義語の多い、日本ならではの面白い話です。
意味がわかると面白い話⑰健康の秘訣
ある海辺に母親と子供がやってきました。「ママ見て!あそこに幸せそうなおじいちゃんがいるよ!」そう言うと息子はおじいちゃんに向かって駆け出していきました。母親がおじいちゃんに対して「スイマセン…。子供が騒ぎまして。それにしても本当にお幸せそうですね。健康の秘訣は何ですか?」と尋ねました。
おじいちゃんは「1日にタバコを10箱。酒は浴びるほど、あとは好きなだけ食うことかな」と答えました。「まぁ、そんな生活でこういう風になれるんですか?幸せですね。ところで、おいくつになれらるのですか?」と母親が聞くと、おじいちゃんは「今年でちょうど30歳になる」と答えました。
解説
好きなことをして生きている、とても幸せで素敵なことです。しかし、まだ30歳にもかかわらず、おじいちゃんに見えてしまうのは凄まじい老化現象です。幸せかもしれませんが、とても健康とは言えません。生活習慣にはくれぐれも気を付けましょう。
意味がわかると面白い話⑱機内食
ニューヨークへのフライ中、飛行機内で食事を運んできたキャビンアテンダントが男性に尋ねます。
キャビンアテンダント : 「お客様、食事をお選びください」
男性 : 「何が選べるのかね?」
キャビンアテンダント : 「”食べる”か”食べないか”のいずれかです」
解説
機内食では「肉」と「魚」のように、2パターンのメニューが選べることがあります。男性もそう思って尋ねたのですが、この飛行機は選択肢がなかったようです…。
意味がわかると面白い話⑲タクシー
タクシーに乗車した場合、いちばん偉い人を運転席の後に座らせるのがマナーです。その理由を友人に聞くと、「タクシーが止まった時、他の人がサッと降りるためだよ」と教えてくれました。
解説
サッと降りて自分よりも地位が高い人が降りるのをサポートする。一見正しい答えのようですが、この友人はタクシー料金を上司に払わせるためと思っているようです。
ちなみに本当の理由は、事故が起きた際に、運転席の後ろが一番安全だからです。その為、上司やお客様などが運転席の後ろに座ります。そして、支払いをする人は助手席に座るのが一般的なマナーです。
意味がわかると面白い話⑳消えろ
「おい、今から3秒くれてやる。そのうちに俺の目の前から消えろ。3、2、1」。黒服の男はそう言い、カウントダウンを始めます。言われた男は、素早く3秒以内に黒服の男の背後に移動しました。
解説
確かに目の前から消えています。黒服の男は「この場から消え去れ」という意味で言ったのですが、言われた男は「目の前から」という言葉をストレートに捉えたようです。単語の受け取り方の違いによる勘違いでした。緊迫した雰囲気が一瞬にして和んでしまいそうなエピソードです。