意味がわかると面白い話⑥弁護士の質問
とある遺言を巡る裁判でのやり取り。証人として召喚されたAに対して弁護士が質問をします。「故人は1人でいる時に独り言をいう癖はありましたか?」「分かりません」とA。
そして弁護士は何か証拠を掴んだような口ぶりでこう言います。「おやおや、あなたはそういうこともご存知なくて、故人と親しい友達だと言えるのですか?」Aは答えました。「弁護士さん、あいつが1人でいる時に居合わせたことがないもので」と。
解説
Aの言うことが正論です。1人でいる時のことなど、Aに限らず誰にも分るはずがありません。質問が「故人は独り言をいう癖がありましたか?」なら分かるのですが…。この弁護士は質問の言葉のチョイスを間違ってしまったのでしょう。
意味がわかると面白い話⑦マジックショー
あるマジックショーで客がトランプを引くことになり、その役に1人の女性が選ばれました。「それではこの中から1枚引いて、よく見てから好きなところに戻してください」マジシャンからそう言われた女性は、指示通りトランプの中から1枚引いて戻します。
その後、マジシャンはトランプを全部燃やすと、天井から何枚ものダイヤの4が降ってきました。「あなたが選んだのはこのダイヤの4ですね」とマジシャン。 女性は声を荒げます。「そんなもの忘れたわよ!」と…。
解説
選んだとされるカードが天井から何枚も降ってくるなんて、とても素晴らしいマジックです。女性の言動がショーを台無しにしまったように思えますが、これは「覚えてください」と言っていないマジシャンのミス。マジックでは当たり前のことでも、しっかり伝えることが重要です。
意味がわかると面白い話⑧花嫁募集中だけど
とある独身男性が「花嫁募集」と新聞広告を出しました。しかし誰からも応募はありません。男性は「バツイチでもOK」と付け加えました。すると、女性ではなく既婚者の男性から多くの申し込みや問い合わせが殺到したのです。何故でしょうか…?
解説
実は、既婚男性から「ウチの妻でよければどうぞ」という申し出が沢山きたのです。結婚したい男と離婚したい男が上手くマッチングしたのでしょう。何とも面白い話です。
意味がわかると面白い話⑨何もしてない
男の子が先生に尋ねます。「先生、何もしていなのに怒られることはある?」健気な質問に先生は優しく「そんなことはないよ」と言いました。すると男の子は「良かった!宿題してない!」と喜びました。
解説
男の子の言っていることは間違っていませんが、思わず「そっちかい!」と突っ込みたくなるエピソードです。こんな質問をされた後は、怒ることができないでしょう。とてもズル賢い男の子です。
意味がわかると面白い話⑩結婚
ある会社で働いていたA君が結婚しました。結婚したことを報告するために社長室に向かっていると、同じく結婚したB君と会い、2人で報告にいきました。そして社長を前にして、A君とB君、2人一緒に口揃えてこう言います。「僕たち結婚しました!」と…。聞いた社長は目を丸くして唖然としました。
解説
A君とB君は2人とも男です。これは言い方に問題があります。社長は2人が別々に結婚したことを分かっていません。同性結婚したと勘違いした様子です。会社内で同性結婚ともなれば、社長として心穏やかではないでしょう。
すぐに誤解が解けたとは思いますが、短時間に色んなことが頭を駆け巡ったはずです。くれぐれも報告の仕方には注意しましょう。とは言え、思わずプッと笑ってしまう可愛らしいエピソードです。