「漫才作ってるときは苦しくてしょうがないから。田中と2人でさ、ああでもない、こうでもないってやってるときは、憂うつでしょうがない」

 爆笑問題・太田光は、そう告白する。

 8日深夜に放送されたラジオ『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)は、太田とNEWS・加藤シゲアキという組み合わせ。ともに本業とは別に小説家としての顔を持ち、加藤は昨年11月に出版した『なれのはて』(講談社)で、前作『オルタネート』(新潮社)に続いて直木賞候補にノミネートされている。

 加藤は『なれのはて』執筆開始後にウクライナで始まった戦争や所属するジャニーズ事務所の問題が創作に与えた影響を語り、かつて事務所トラブルを体験している太田がそれに共感するなど、36歳と58歳という年の差を超えた創作談義に花を咲かせた。