在日台湾人に多い名前【女性編】

在日台湾人に多い名前は?「恵」や「品」を使った名前が人気!
(画像=『Lovely』より引用)

続いて、在日台湾人の女性に多い名前をチェックしていきましょう。男性の名前には男らしさを感じられる漢字が多く使われていましたが、台湾人女性の名前はどうなっているのでしょうか。人気の名前の意味や込められた気持ちをご紹介します。

品妍

品は、男性だけでなく女性につける漢字として人気を集めています。「上品」「品行方正」といった意味を持った品は、男女問わずに備えてもらいたい素質を表しているのではないでしょうか。一方で妍は「艶やかな」「美しい」という意味があります。

まさに女性につけるのにぴったりな漢字と言えるでしょう。そんな2つの漢字を使った品妍という名前には「上品で美しい女性になってほしい」という気持ちが込められていると考えられます。女性らしさ溢れる名前として人気です。

品蓁

品蓁に使われている蓁は、「生茂る」という意味があることから「生き生きとした」というイメージを持たれやすい漢字です。また、中国の蓁時代を表す漢字でもあることから中国名として昔から親しまれてきました。

品蓁という名前には「健康に成長し、上品な女性になってほしい」「全ての人に平等に接し、正しい行いができる人になりますように」という気持ちが込められています。女性にぴったりな名前と言えるでしょう。

宜蓁

宜蓁も、台湾人女性の定番の名前です。宜には「能力が優れている」「落ち着いている」といった意味があります。蓁と組み合わせることによって「自分の能力を生かし、のびのびと成長していきますように」という気持ちが込められていると考えられます。

また「穏やかで幸せに満ちた人生になりますように」という気持ちも宜蓁には込められているようです。今後の人生をより良いものにしてほしいという親の気持ちが表れているのではないでしょうか。

欣妤

欣には「喜び」という意味があります。新しい女の子の誕生を喜びを持って迎え入れるという気持ちが込められていると言えるでしょう。妤は「美しくたおやかな女性」という意味があります。そのため、女性につけるのにふさわしい漢字になります。

欣妤という名前は「美しく、誰に対しても平等に接せられる人になりますように」という意味があります。「喜び溢れた人生になりますように」という気持ちも込められているでしょう。

詩涵

詩は「感性や創造力が優れている」という意味があります。涵は「豊かさ」を表す漢字として知られています。詩涵は「豊かな創造力を発揮し、活躍できる人になりますように」という気持ちが込められていると考えられるでしょう。

アーティスティックな才能を持った人になってほしいと思ったときにつけるのにふさわしい名前と言えます。このような名前を持った台湾人女性は芸術の分野で優れた才能を発揮できる人が多いかもしれません。

恵君

恵は「縁起が良い」という意味の他、漢字の通り「恵まれた状態」という意味があります。君には「優れた容姿」「美しい」という意味があるのがポイント。

そのため、恵君という名前には「美しく育ち、恵まれた人生を歩めますように」という気持ちが込められています。また、これからの人生を歩んでいく子に対して縁起が良い名前をつけたいときにも恵君が使われることが多いです。