◆新境地開拓で今後が気になる!三浦翔平

インパクトの強さから印象に残っているのが三浦翔平だ。三浦は夏季クールでドラマ「やわ男とカタ子」(テレビ東京)に主演、初の“オネェ”役に挑戦。弁護士でイケメンというハイスペックに加え、毒舌でおせっかいな濃い味のキャラクター・小柳を軽やかに演じてみせた。

整った顔立ちに、背も高く筋肉質な印象のある三浦にかかると、小柳は包容力と色気を湛えた存在に。安心感とドキドキの絶妙な両立は、若手にはそう簡単には出せない。三浦が美しく年を重ねていることを再確認する。手指の先などの細かい所作も美しく、優しい顔立ちに夏に着る涼しげなパステルカラーがよく似合っていた。新たな一面を見せてくれた三浦に、今後の出演作がますます楽しみになった。