また、かつての『K-1』のような大きなトーナメントや世界一決定戦にも意欲的で、「8、9月に予選や選考会を開催して11月に海外の選手を招へいして大きな大会を開催したい」とも語った。大成氏は大会ルールについて「マーケットは日本だけでなく世界も考えているので、ルールも世界を視野にその最大公約数を取るような形で決めていきたい」とコメント。「基本はキックボクシングの魅力を伝える大会にしたいので、3分3ラウンドを考慮しつつ、もともとの3分5ラウンドの形式も魅力的に思っている。日本の武道の精神を大切に、10年、20年先も活躍できるような格闘技の戦士を育てていける大会を作る」と話す。

 会見ではISKA(国際競技空手協会)、RCFA(Ring Contact Fighting Arts)、WKU(World Kickboxing Union)、WKO(World Kumite Organization)ら海外団体の代表が協力を約束していることも発表された。また、参戦予定選手としてWKO主催『WKO空手ワールドカップ2016』一般男子の部・中量級優勝者であるフルコンタクト空手の福地勇人が決まっていることも明かされた。

ピーター・アーツがキックボクシング新団体『レジェンド』設立! 3月24日、第1回大会開催の画像4

 大会の詳細は今後順次発表されていく。昨今の格闘技ブームに乗り、アーツが『レジェンド』を通じてキックボクシング界にどんなムーヴメントを起こせるかに注目が集まる。