GACKTと二階堂ふみがW主演した映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(11月23日公開/武内英樹監督)が、公開3週目以降も満席回が相次ぐなど大ヒットを記録している。製作に携わっているフジテレビが早くも続編を計画していると報じられ、フジ局内は「踊る大捜査線の夢よもう一度!」と沸いているようだ。

 今作は、興行収入37億円超を記録した2019年公開のシリーズ1作目『翔んで埼玉』の続編。1作目は強烈な「埼玉ディス」が話題になったが、今回は関西に舞台を移してディスりがパワーアップし、国内映画ランキングで2週連続の1位を獲得。公開3週目に累計観客動員が100万人を突破し、興行収入は前作のペースを上回る14.7億円に達している。業界内では「この勢いでいけば興行収入50億円以上は固く、60億円超えも狙える」ともっぱらだ。