ところが、2017年にベースの飯田祐馬が女優の清水富美加(現・千眼美子)との不倫を報じられて騒動になり、その影響もあってか2019年に精神的に不安定になって失踪。無事に見つかったものの、病気療養のために同年にバンド脱退となった。ちなみに、現在はサウナの熱波師として活動していると報じられている。
その後、バンドはしばらく3人組としての活動を余儀なくされたが、昨年4月に長らくサポートを務めていたベーシストの遠藤昌巳が新メンバーとして加入。ようやく4人体制での活動を再開することができた。しかし今回のメンバー2人の脱退によって、バンドは以前よりもさらに少ない2人体制となり、オリジナルメンバーは谷口だけになってしまった。
メンバーたちの不祥事に振り回されてきたともいえる谷口だが、本人は今まで目立ったスキャンダルを起こしたことはない。そのため、ネット上では「不遇にもほどがある。マジで鮪が何したってんだよ」「昔からの仲間がどんどんいなくなって、鮪さんのメンタルが心配」「鮪さんはずっと真面目に音楽やってるのに可哀想すぎる……本当に報われてほしい」などと同情と心配の声が続出している。
今回の騒動によってKANA-BOONは年内活動休止となったが、谷口はSNSで「俺には、人生をかけてKANA-BOONを全うしたいという強い意志があるから、この道を選択することを最終的に自分自身で決断しました。これからはマーシー(遠藤昌巳)と2人で活動を続けます。道半ばで終わりにはしません。頑張ります。どうか待っていてください」とファンに呼びかけている。大きな試練を乗り越え、KANA-BOONが遠くないうちに再びステージに戻ってきてくれることを期待したい。