【懇親会で司会や挨拶】乾杯までのいい流れを作ろう!

懇親会の司会必見!挨拶の例文や進行の仕方解説!
(画像=『Lovely』より引用)

そして乾杯までのいい流れを作ります。

例文「それでは、乾杯の音頭を取らせていただきます」と、懇親会が始まることを知らせましょう。

乾杯は、事前に上司などに頼んでおきます。司会者は、懇親会の流れを作る裏方。花は上司に持たせることで、上司もあなたのことに一目置くはずです。

例文「それでは、乾杯の音頭は、〇〇部長にお願いします。どうぞ~」と、上司が出てきやすい流れを作ります。そして、上司が例文「それでは乾杯の音頭を取らせていただきます」と言ったら、大きな声で乾杯をしましょう。

そうすることで、楽しい懇親会の雰囲気が演出され、司会者としての仕事もひと段落です。

【懇親会の司会や挨拶の例文①】自己紹介の方法

最初にするのが自己紹介。先述したとおり、その際は短く済ますのがマニュアルの鉄則。手短に話すように心がけましょう。例文「本日、司会を務めさせていただく〇〇でございます」このくらいの長さで十分。

挨拶では、自分の上司が控えていることも。後に控えている上司をたてるためにも、自分の名前だけを手短に紹介しましょう。

そのうえで、ちょっとした気持ちを伝えましょう。

例文「不慣れな点もあるかと思いますが、よろしくお願いします」
例文「精一杯、務めさせていただきますので、よろしくお願いします」

自分の気持ちを伝えることで、参加者の好感度もぐっと高まります。ぜひ、乾杯のまえに、加えてみてくださいね。

【懇親会の司会や挨拶の例文②】開会の挨拶

続いて懇親会が始まることをアナウンスするとき、どんな挨拶をすればいいのか、例文で見てみましょう。

例文「本日は、お忙しいなか、お集まりいただきありがとうございます」
例文「本日は、お足元がお悪いなか、多数お集まりいただきありがとうございます」

このように、参加してくれた人に、感謝の言葉を簡潔に述べます。

感謝の言葉を述べた後、懇親会の趣旨説明を兼ねて、上司にバトンタッチしましょう。

例文「〇〇部長より、懇親会の趣旨をご説明いただきます」

みんな、早く乾杯して、食べたり飲んだりしたいと思っている場合がほとんど。長く話しすぎると、イライラされてしまうので、要注意。事前に、短くまとめて欲しいことを、さりげなく伝えておくと安心です。

【懇親会の司会や挨拶の例文③】乾杯の音頭

乾杯が盛り上がることで、懇親会の雰囲気が決まると言っても過言ではありません。進行の仕方を考えるとき、乾杯をどのようにするのか、司会者の腕の見せ所。

乾杯は、ぜひ、上司にお願いしましょう。趣旨説明からそのまま乾杯もお願いするのもよし、別の上司に依頼するのもいいですね。

例文:「それでは、〇〇課長に乾杯の音頭をお願いしたいと思います」

明るく伝えて、乾杯の音頭をとりやすい雰囲気を作るようにするのも、司会者の大切な役目。

乾杯の音頭を頼む場合、懇親会の挨拶や趣旨説明をお願いした上司のひとつ下の役職くらいの人に頼むのがいいかもしれません。

また、プロジェクトの成功をねぎらう場合、そのときにムードメーカー的存在の人にお願いするという手も。懇親会の趣旨にあわせて、だれに依頼するのがいいか、考えてみるといいですね。

【懇親会の司会や挨拶の例文④】新メンバーや功労者の紹介

乾杯のあとは、会場の様子を見ながら、懇親会の趣旨にあわせて、進行の仕方を考えます。多くの場合、懇親会では、会社やプロジェクトを離れる人、そして、新しいメンバーになる人が紹介されます。

プロジェクトの成功をねぎらうことが趣旨であれば、その功労者を壇上にあげて紹介する、なんで場合もあります。

みんな楽しく飲んだり食べたりしているときに、司会者が入り込むのは、なかなか難しいところ。だからこそ、マニュアルで進行の仕方を事前に考えておくのがベスト!

例文「これまで一緒に頑張ってきた仲間が、新しい道を進むことになりました!」
例文「盛り上がっているところですが、ここで新メンバーを紹介します!」

別れの挨拶の場合、どうしても寂し気になってしまいがち。できるだけ、前向きな表現を用意しておきましょう。

辞める人や新メンバーは、人数が少なければ壇上であいさつ、多い場合は、壇上で名前を紹介する形にして、時間を割きすぎないように配慮します。

【懇親会の司会や挨拶の例文⑤】余興の進行の仕方

懇親会で、社員やメンバー間の交流を深めることを趣旨とする場合、余興を入れることも少なくありません。

そのため、事前に余興をしてくれる人を探すのも、司会者の大切な仕事。日ごろの人脈や人選のセンスが問われます。

タイミングとしては、乾杯のあと、一通り盛り上がり、少し静かになってきたな、という時。みんな話題が切れてきたかな、というときを見計らって、余興の流れを作っていきましょう。

例文「それでは皆様、お待ちかねの余興のお時間が参りました!」
例文「〇〇課といえばこの人、山田さんの登場です!」

余興は、出し物の内容や会場の雰囲気によっては、スベってしまうことも。そうならないように、みんなが余興を楽しむ流れを司会者が作りましょう。

余興をする人も、みんなに喜んでもらえるのか…と緊張していることも。

新入社員が担当することも少なくないので、彼ら、彼女らが生き生きと出し物ができるように、進行の仕方を工夫するのも司会者の仕事なんです。

【懇親会の司会や挨拶の例文⑥】閉会の挨拶

懇親会が盛り上がるなか、閉会の挨拶にむけて、参加者の注意を引き付けることが、司会者の最後の仕事になります。

閉会の挨拶の雰囲気次第で、そのあとの会社の勢いも変わってくることも。そこで、閉会の挨拶の進行の仕方を、マニュアルで確認しましょう!

例文「大変盛り上がっているところですが、そろそろお時間となりました」このように述べて、懇親会の終わりが近づいていることを参加者に伝えます。

懇親会の参加者に、閉会の時間であることを伝えたあと、挨拶を上司にバトンタッチ。挨拶を担当する上司を、さりげなく壇上に導きます。

例文「それでは、△△部長に、閉会の挨拶をお願いいたします」

部署の垣根を越えて親睦が深まったあとの閉会の挨拶で、会社の一体感が高まったと感じたら、司会者の仕事は大成功。

上司も気分よく酔いが回って、話が長くなってしまう可能性も。手短にお願いしたいことを、さりげなく伝えておきましょう。

【懇親会の司会や挨拶の例文⑦】手締め

懇親会の最後にするのが手締め。これがあると、懇親会がぐっと引き締まります。

ここで誰が手締めをするの?と困ってしまう人も。ここで目安となるのが、挨拶は1番上の上司、手締めは2番目の上司あたりになります。

自分の会社だけではなく、取引先なども含まれている場合は、先方の会社の上位の上司にお願いすることもあります。

そして困るのが、手締めにはいくつかの種類があること。三本締めにするの?一本締めでいいの?そこでマニュアルを確認。

会社全体の大事なお祝いの場である場合は三本締め。歓送迎会や交流会の場合は、一本締め。このように使い分けて進行の仕方を考えてみましょう。

手締めをすることで、懇親会が有終の美を飾ることができ、また、二次会に移動したり、家に帰ったり、次の行動に移りやすくなります。そのため、手締めも司会者の大切な仕事のひとつになるんです。

【懇親会の司会や挨拶の例文⑧】二次会などの案内

手締めが終わって、懇親会が終わったら、二次会などの案内をしましょう。懇親会のあとは、みんながざわざわしていることが多いので、二次会の情報を聞き逃してしまう人も。

そのため、マイク等を使って、聞き取りやすい声で、二次会が始まる時間や会場、参加費がある場合はその支払い方をアナウンスします。

大人数の懇親会の場合は、移動にバスを使うこともあります。そのときは、バス乗り場の場所も、しっかり伝えることで、混乱がなくなります。

二次会の情報のアナウンスは、1回だけではなく、何度が伝えるのが大切。場所が分かりにくい場合は、事前に地図や住所をプリントアウトして、会場が分からなくて迷ってしまった!なんてことがないように準備しておくといいでしょう。