クイーンの映画で使われたマーク・マーテルの歌声
クイーンの映画でマークマーテルの歌声が使われていますが、どのように使われているのかチェックしてみましょう。映画を見る前に知っておくと、映画鑑賞をするときにより楽しめるはずです。
世界的大ヒット映画「ボヘミアンラプソディ」
映画「ボヘミアンラプソディ」はイギリスとアメリカで制作され、2018年10月にイギリス、翌月11月にアメリカと日本で公開されています。ラミ・マレックがフレディ・マーキュリー役を演じ、フレディ・マーキュリーとクイーンが手に入れた栄光やその裏にあった葛藤や苦悩について描いた映画です。
世界的な名声を手に入れたフレディ・マーキュリーでしたが、その陰には波乱に満ちた人生を送っていました。繊細でガラスのような心を持ったフレディ・マーキュリーだからこそ、歌に込められたメッセージが世界中のファンの心をつかんだわけですが、その繊細さゆえに傷つくことも多かったようです。
今も伝説として語り継がれるライブシーンは劇中でも再現されており、その映像と歌声は圧巻の一言に尽きます。クイーンやフレディ・マーキュリーのファンはもちろん、そうではない方も楽しめる伝記映画です。
現在50代の方であればリアルタイムで聞いていたかもしれないクイーンの音楽ですが、この映画をきっかけに実際にはクイーンを知らない若い世代もクイーンに注目したようです。
映画で使われた3人の歌声
映画「ボヘミアンラプソディ」で、主人公であるフレディー・マーキュリーの声に3人の声が使われています。フレディー・マーキュリー本人のレコーディングやライブでの歌声、そしてフレディ・マーキュリー役のレミ・マレックの声、最後に歌手マーク・マーテルの声です。
この三つの声をうまく合成し、劇中でのフレディ・マーキュリーの声を作り上げています。合成していると聞くと、どこか不自然な声を想像してしまうかもしれません。
しかし実際はとてもナチュラルで、まるで100%本物のフレディ・マーキュリーの声のように感じたという方が多かったようです。映画を鑑賞しながら、その歌声に耳を傾けてみましょう。