20代は時間を最大限味方に付ける
まだ若い20代のうちは、長期にわたって運用する、つまり“時間を味方に付ける”ことができるため、こうした視点からも投資に取り組むことが大切です。
もちろん評価が一時的に落ちたとき、回復するのが1年後なのか、5年後なのか、10年後なのかは誰にもわかりません。そうなると短い期間内に利益をあげたい人は、場合によっては損失を確定させる「損切り」が必要になります。
一方で、20代の人たちには上の世代に比べ人生の時間がたっぷりあるでしょう。前述の通り、じっくりと「待つ姿勢」で評価が回復するのを待つことができるのです。これは、若い年代の大きなアドバンテージです。
むしろ評価が落ちた時期に投資信託を購入し続けることは、投資信託を割安で手に入れるということでもあります。将来的に評価が回復したときには、大きなプラスになる可能性が高くなります。
将来が不透明だからこそ、将来を考えて投資を考えるべき
元本保証の貯蓄は確かに安心ですが、それ以上でもそれ以下でもありません。きちんと戦略を持って長期的な視点で投資をすれば、貯蓄よりはるかに効率的に資産を増やせます。先行き不透明な時代だからこそ、投資で将来に備えることが大切です。
ただし突然、多くのお金を投資に注ぎ込むのは考えもの。投資にはリスクがあるからです。大切なのは、少額からはじめてコツコツと投資を進め経験を積んでいくこと。20代のうちから投資経験を積めば、資産が増えることにつながり、身に付いた投資スキルそのものも一生の財産になるでしょう。
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