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「月9廃止」という決断ができるのか?(C)サイゾーウーマン

 もはや低空飛行を超えて、“大コケ作品”に認定されつつある嵐・二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)。前クールの『真夏のシンデレラ』は全話平均視聴率5.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で月9歴代ワーストを更新したが、この流れからか「業界内で、再び月9枠廃止説が再浮上している」(スポーツ紙記者)という。

 月9枠をめぐっては、過去にも一度、消滅説が盛んに報じられた時期があった。

「2010年代の後半、具体的には16年4月期放送の福山雅治主演『ラヴソング』が全話平均8.5%を記録した頃から、風向きが怪しくなりました。これ以降、旬の俳優・大物俳優を起用した作品や、月9の代名詞である王道のラブストーリーで、低視聴率を記録してしまうという“異例”の事態が発生したんです。ピークとなったのは、先頃まで月9ワーストだった18年1月期の『海月姫』で、全話平均は6.1%。この時には業界関係者どころか、フジ内部でも枠の廃止について具体的な話が出ていたほどです」(テレビ局関係者)