きれいに髪色を染めたい時にはブリーチは必要不可欠ですよね。でもこのブリーチ、痛い上に髪へのダメージが大きいのが欠点として有名です。中にはブリーチの痛みに耐えられないくらいの痛さを感じるという人も。痛い理由と痛みを軽減する方法についてまとめてみました!!
【はじめに】ブリーチは痛い・・・?
普段から髪を染める機会が多い人は必ずお世話になっているブリーチ。明るい色にしたい時には必需品といっても過言ではなく、特に女性は好みのヘアスタイルにするためにブリーチする機会も多いかもしれません。 ですがこのブリーチを使ったことで頭皮が痛い、熱いという思いをした方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
筆者も学生時代にブリーチと染色を頻繁にしていた時期があったのですがはじめてやった時は頭皮へのブリーチ独特の違和感がすごく新鮮だったのを覚えています。 その後すぐに頭皮が熱を持ったような感覚になり、事前に想像していたより痛い思いをしました。
知人の話やネットを見ていても「ブリーチは痛い」や「頭皮、髪へのダメージが大きい」などのトピックはよく目にします。 ここではブリーチが痛い理由とオススメの対処法についてまとめてみました!
ブリーチはなぜ痛いのか① どうしてブリーチが必要なの?
染髪に対して詳しい知識を持たないうちはどうしてブリーチが必要なのかもわかりませんよね。今ではネットなどで簡単に調べることができますが昔はそうではありませんでした。 ブリーチは脱色という意味で1度髪の色を抜くことを意味します。多くの日本人の髪の色は黒なのでブリーチした方がきれいに染まるんですね!
黒の髪色からブリーチせずにヘアカラーだけできれいにムラなく明るい色にするのは不可能なため、1度全体をブリーチして色を抜いてからヘアカラー剤で色を染めなおすという手順になります。 ダークブラウンなど黒と茶色の境目のような暗めの色ならブリーチも必要ないことがありますが、その人それぞれの髪質や元々の髪色に左右されます。
自分の好きなヘアスタイルを楽しみたいという理由で髪を染める人は多くいます。1度染めるのもそこそこ手間がかかるため、当然きれいに染め上げたいですよね! 金や白など黒から極度に明るい色の場合はブリーチは必須なので普段から髪のケアは大事だと言えます。
ブリーチはなぜ痛いのか② 人によって痛みは違う?
ブリーチからくる頭皮の痛みは人によってもかなり個人差があると言われています。筆者も10代のころに友人と市販のブリーチ剤を使用したことがありますが友人はそれほど痛い、あるいは熱いとは感じなかったと言っていました。 これはその人の頭皮の質や状態、髪質などが理由で左右されるとの事です。
その他にも頭皮に油分がない状態だと乾燥しているせいで痛みを感じやすいため、ブリーチする前は洗髪しない方がよいと言われています。 言われてみると確かに直接頭皮に脱色剤が付着するわけですから油分がまったくない状態だとものすごい勢いでしみるのも想像できます。
冬場などうるおいがない時は頭皮や髪へのダメージが大きくなると予想されるため、自分の状態と相談してブリーチをすすめていく必要があります。 せっかく髪を染めて好きなヘアスタイルにしたいのに頭皮が炎症したり髪がバサバサでは本末転倒ですもんね。
ブリーチはなぜ痛いのか③ どの成分が痛い?
上手に染色するのにブリーチは欠かせないといっても過言ではなく、理想のヘアスタイルのためにはある程度の痛い、熱い思いに耐えなくてはならないようです・・・。 では具体的にはブリーチのどの成分が頭皮の痛さに関係しているのでしょうか。痛い思いをするものは体によくないイメージがなんとなくありますよね。
ブリーチ剤に含まれている成分のうち「過硫酸塩、アルカリ、過酸化水素水」の3つが頭皮への刺激の理由とされています。 これらは髪に含まれているメラニンという色素を分解する作用をもっています。メラニン自体はほくろやシミなどでとりあげられる機会も多い色素ですよね。
ブリーチする際にメラニンと同時に髪のキューティクルを破壊してしまいます。3つの成分のうち特に過酸化水素水は漂白する時に用いられるものなので効果も抜群です。 化学成分で元々ある髪の色素を破壊してしまうのですから頭皮が痛い、熱いと感じてしまうのは当然のようにも思えます。実際に化学成分の名前を出されると少し怖いものですよね。
ブリーチはなぜ痛いのか④ なぜ市販のはよくないの?
ブリーチやヘアカラーをする際にほぼ必ずといっていいほど聞くのが「市販のはよくない、美容院でやってもらった方がいい」ということ。 確かに美容院などでしてもらった方が自分でやるより技術は当然、よいブリーチ剤を使ってくれそうな気がしますよね。
実際のところは市販のブリーチと美容院で使っているものでは成分の違いはやっぱりあるようです。 細かないくつもの配合成分の違いはもちろんありますがその中でもパラフェニレンジアミンと呼ばれる成分が大きな違いだそうです。これも過酸化水素水と一緒で主に脱色に使われる成分です。どんな成分で脱色するかでやっぱりダメージも変わるんですね。
このパラフェニレンジアミンという成分は非常に強力な作用を持ち、人によってはアレルギー反応を起こす人もいます。 市販されているものは美容院で使われているものより手軽で強力な効果を持つものがもとめられる傾向があるため、その分頭皮への刺激が強いんですね。