個人所有の穴場お花見スポット・原谷苑や、季節限定のライトアップも見事な将軍塚青龍殿など、春(3月・4月・5月)の京都旅行におすすめの穴場観光スポットを厳選!あわせて訪れたい、春のおすすめグルメスポットもご紹介します。

1.原谷苑

原谷苑は個人が所有する庭園で、桜の時期のみ一般公開される穴場スポット。約4,000坪の敷地に、ソメイヨシノや源氏しだれ、紅しだれなど20数種類の桜が約450本植えられており、紅しだれの数は京都で最も多い約250本。

早いものでは4月上旬から見頃を迎え、遅咲きの桜が見頃を迎える下旬まで、長期にわたって桜を楽しむことができます。

2.将軍塚青龍殿

青蓮院門跡の飛地境内である東山山頂に、2014年に建立された将軍塚青龍殿。清水の舞台の4.6倍もの大きさの舞台が設けられており、京都の街を眼下に一望できます。

春・秋の一部期間のみ夜間特別拝観が行われ、展望台へと続く庭園のライトアップが行われるほか、舞台から大パノラマの夜景を鑑賞できます。また春には庭園内に植えられた約200本の桜が花を咲かせ、お花見スポットとしても楽しめますよ。

3.随心院

photo by yoma0915さん

百人一首でおなじみ、絶世の美女といわれる歌人・小野小町ゆかりのお寺。小野小町が余生を過ごしたと伝わる場所で、境内のあちこちに小野小町ゆかりのスポットが点在します。歌人をお祀りしているだけに、恋文上達・縁結びにご利益があるとか。敷地内に梅園があり、3月には約200本の梅が一斉に花を咲かせます。

photo by キエさん

そしてインスタ映えするとして人気があるのが襖絵「極彩色梅匂小町絵図」です。4面をとおして小野小町の一生を描いており、この印象的なピンク色は、梅園の梅の色と同じなのだそう。

4.白川南通

白川が流れ、石畳の通り沿いには町家が連なる、京都らしい風景が楽しめる「祇園白川」一帯。ウェディングフォトの撮影スポットとしても人気の「一本橋」など、フォトジェニックなスポットも多くあります。

白川沿いにはソメイヨシノをはじめ約40本の桜の木があり、お花見スポットとしても有名。数はけっして多くはありませんが、「祇園白川」の風情がある街並みが桜と見事にマッチし、まさに京都らしい春の風景を楽しめます。