抜群のプロポーションを持ちながらも、映画「モンスター」ではその武器を完全に封印し、見事に女性殺人鬼を演じ切ったシャーリーズ・セロンは、今や世界的に有名なオスカー女優として知られています。彼女の代表作は他にも多数あり、その役作りに対する姿勢は誰もが称賛する素晴らしさでしょう。そこで今回は、シャーリーズセロンの魅力についてたっぷりご紹介していきます。

シャーリーズ・セロンとは

映画モンスターのアイリーン役【シャーリーズ・セロン】ってどんな女優?
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

現在では演技派女優として世界的に知られているシャーリーズ・セロンですが、幼い頃は大変苦労をしており、壮絶な人生を歩んできています。ここで彼女のプロフィールや、生い立ちについて詳しくご紹介しましょう。

プロフィール

映画モンスターのアイリーン役【シャーリーズ・セロン】ってどんな女優?
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

名前(英語表記)

シャーリーズ・セロン(Charlize Theron)は本名だと言われており、名字であるセロンは正式には「トゥロン(Tronn)」と発音するのですが、アメリカ人から「ゼアロン(There-on)」と言われてしまい発音しにくいため「スロゥン(Thrown)」に変えたと本人が述べています。

生年月日

生年月日は1975年8月7日で、フランス系の父親とドイツ系の母親の間に生まれました。2021年6月現在で45歳ですが、同い年のハリウッド俳優にはアンジェリーナ・ジョリーやミラ・ジョヴォヴィッチ、コリン・ファレルなどが名を連ねます。

出身地

欧米系の端正な顔立ちをしているシャーリーズ・セロンの出身地は、南アフリカ共和国ハウテン州のべノニという都市になります。つまり第一言語は英語ではなく、アフリカーンス語という南アフリカ共和国の公用語であり、英語はテレビを見ながら覚えたということです。

身長

シャーリーズ・セロンは177㎝と非常に高身長でスタイルも抜群なので、背が高くスラっとした俳優の多いハリウッドスターの中でもひときわ目立つ存在だと言えます。

シャーリーズ・セロンの壮絶な生い立ち

映画モンスターのアイリーン役【シャーリーズ・セロン】ってどんな女優?
(画像=Pinterest、『Sorte plus』より引用)

シャーリーズセロンは幼い頃から、道路建設会社を経営していた父親のアルコール依存症に悩まされており、母とともに父から暴力を受けることも度々ありました。

そしてシャーリーズが15歳の頃大きな事件が起きたのです。ある日の夜、まともに歩けないほど酷く酔って帰ってきた父親は、またシャーリーズに暴力をふるいました。彼女は必死に寝室へ逃げ込み、母親と一緒に父が入ってこられないようドアに寄りかかり防御しました。

すると父親は、銃を持ちそのドアに向かって発砲したのです。幸い2人にその弾は当たらず、シャーリーズ自身も「奇跡だった」と語っています。そして、自分と娘の身の危険を感じた母親は近くに合ったハンドガンを持ち、父親を射殺しました

この行為は正当防衛と認められたため、罪に問われることはありませんでした。しかし、シャーリーズの心の中に一生の傷が残ったことは間違いないでしょう。

彼女自身しばらくはこの事実を隠していましたが、同じように家庭内暴力や親との関係性に悩む人々に勇気を与え「あなただけではない」ということを広めるために、この事実を公表したのでした。