『ミステリと言う勿れ』上映11週目もトップ10入り、最終興行収入に期待

 ここまでは邦画が奮闘していたが、第6位はアメリカのスーパーヒーロー映画『マーベルズ』(11月10日公開)。「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズの最新作で、主役は女性ヒーローであるキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)。

 地球に未曽有の危機が迫る中、キャプテン・マーベルがミズ・マーベル(イマン・ベラーニ)、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)とチームを結成して立ち向かうというストーリー。「MCU」シリーズの前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(5月3日公開)は4週目でトップ10圏外となっており、現在3週目の『マーベルズ』は来週もランキングに留まれるか注目だ。

 第7位はKing&Prince・永瀬廉が主演を務める『法廷遊戯』(11月10日公開)。小説家・五十嵐律人氏の同題作品の実写化で、弁護士を目指してロースクールに通う“セイギ”こと久我清義(永瀬)が「弁護人」に、幼なじみの織本美鈴(杉咲花)が「被告人」に、2人の同級生・結城馨(DISH//・北村匠海)が「死者」になり、無辜(むこ)ゲームなる私的裁判を行う中、それぞれの秘密が暴かれ、驚愕の結末が明らかになる……という“ノンストップ・トライアングル・ミステリー”。ネット上では「いろいろ考えさせられる映画」「アイドルが主演だからって見ないのは損」などと評判が良く、口コミの広がりによって成績を伸ばしていけるかもしれない。