細田守監督の主なヒット作品

細田守監督の作品の魅力とは?ヒット作品の特徴を徹底調査!
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

ここからは、「細田守監督といえばこれ!」と言えるようなヒット作品をいくつかご紹介させていただきます。どれも年月が経った今でも色褪せることなく幅広い世代から愛され続けている名作ばかりです。

まだ見たことがないという方はもちろん、すでに見たことがある方も、何度でも楽しめる細田監督作品の魅力について一緒に探って見ましょう。

ヒット作品①時をかける少女

細田守監督の作品の魅力とは?ヒット作品の特徴を徹底調査!
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

細田監督作品の原点とも言える「時をかける少女」は、公開から15年がたった今でも多くの方に愛されています。筒井康隆の同名小説を原作とした爽やかなSF青春ストーリーとなっており、見れば誰もが高校生だったあの頃に戻りたくなってしまうような作品です。

主人公である高校2年生の紺野真琴は、ある日学校で偶然手に入れてしまったタイムリープの能力に目覚めます。時間を飛び越えて過去に戻るという奇跡のような力を手に入れた彼女は、その日を境に自分の思うがままに自由に時間を行ったり来たり。

「何があっても大丈夫、困った時はいくらでも時間を戻ればいい。あったことを無くせるし、なかったことをあったことにだってできる」そうタイムリープの力に依存していた真琴でしたが、実はそんな彼女に逃れる子ことのできないタイムリミットが迫っていたのです。

あっという間に過ぎていく瞬間の大切さと煌めきを見せてくれる同作は細田監督作品初心者の方にも是非オススメしたい一編です。

ヒット作品②おおかみこどもの雨と雪

細田守監督の作品の魅力とは?ヒット作品の特徴を徹底調査!
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

こちらの作品は主人公の花の声優を女優の宮崎あおいが務めたことでも話題になった感動の親子物語となっています。映画を通して登場するメインのキャラクターは、大学時代おおかみおとこと恋に落ちのちにおおかみこどもの母ともなる主人公の花、そして花の子供のうち姉の雨、弟の雪の3人です。

最愛の夫を亡くし、女手一つでおおかみこどもの2人を懸命に育て上げようとする花の奮闘が映画全体を通して描かれており、非常に心温まる感動ストーリーとなっています。

雨と雪、そして花がそれぞれ自分の心と向き合いながら必死に荒波の中を生き抜こうとする姿に見ている私たちも勇気と元気をもらえること間違いなしです。こども視点、親視点で、世代別にストーリーが楽しめるのもこちらの作品の魅力でしょう。

ヒット作品③バケモノの子

細田守監督の作品の魅力とは?ヒット作品の特徴を徹底調査!
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

映画「バケモノの子」は、両親の離婚後、母親と2人で細々暮らしていた主人公の少年が母親の交通事故死をきっかけに出会うことになるバケモノたちとの物語です。

ある日突然異世界に迷い込み、バケモノという新たな生き物の弟子となった青年が成長していく冒険ストーリーは、子どもから大人まで幅広い世代の人々が楽しむことのできるファンタジー映画となっています。

声優陣には宮崎あおい、役所広司、染谷将太、広瀬すずと豪華な俳優陣が揃っています。バケモノと少年がぶつかり合いながらもゆっくりと絆を深めていく様子に目が離せなくなること間違いなし!家族全員で見たい、そんな作品です。

ヒット作品④サマーウォーズ

細田守監督の作品の魅力とは?ヒット作品の特徴を徹底調査!
(画像=pinterest、『Sorte plus』より引用)

言わずと知れた細田監督作品のヒット作中のヒット作、「サマーウォーズ」。夏休みと聞くとつい「サマーウォーズ」を思い浮かべてしまう、という方も少なくないのではないでしょうか。

仮想世界と現実世界が入り混じった近現代の日本を舞台に引き起こされる、圧倒的なスケールのアクションストーリーです。

ひょんなことから憧れの先輩・篠原夏希の彼氏役として彼女のひいおばあちゃんの誕生日会に出席することになった主人公の小磯健二は、些細な出来事をきっかけに思わぬアクシデントに巻き込まれていきます。

人工知能と人間の戦いというシリアスなストーリーでありながらも、子どもも大人も楽しめる茶目っ気たっぷりの展開で、ついつい物語の世界の中に入り込んでしまいます。細田作品の中でも圧倒的な人気を誇る代表作でもあるので、まだ未視聴の方は是非これを機に見てみてください。