適当な人の印象 (3)その場しのぎ
適当な人は先のことまで考えないという特徴もあります。上記のアドバイスの件でもそうですが、自分がアドバイスしたことによって、相談相手の選択に対する判断材料に影響を与えます。アドバイスによって誤った方向に判断を傾かせてしまう可能性もあるということです。
しかし、適当な人は、そのような先のことまで考えません。適当な人は相談されたのでアドバイスをしたことで、その件に関しては完結します。
その後、相談相手がどの選択肢を選んで、成功や失敗をしたという結果までは気にしません。なので、軽はずみは言葉を並べることができ、その言葉の印象から適当な人と思われてしまいます。
適当な人の印象 (4)人の話しを聞かない
適当な人は興味のない話しには耳を傾けません。人が話しを聞いていないとき、話している側にはその人の態度や会話の仕方で話しを聞いていないことがわかってしまいます。なので、気のない返事が続いたりします。
しかし、興味のない話しでも、急に重要な話しが混じることもあります。そのときには、話しの内容が半分くらいしか耳に入っていないので、聞きこぼすこともあります。
後日、話しの内容を確認すると、聞いていないと発言したりします。人の話しを聞かずに、いい加減な行動を繰り返すので、適当な人という印象を持たれてしまいます。
適当な人の印象 (5)反省しない
適当な人は反省しないという特徴もあります。仕事で失敗したりすると、同じ失敗をしないように反省と対処方法を考えたりします。しかし、適当な人は、仕事を失敗したりしても、反省しません。なので、対処方法も手薄なものになってしまいます。対処方法が手薄になると、また同じ失敗を繰り返します。さらに、仕事で失敗したときに、環境や他人など自分とは別に失敗の原因があると言い訳したりもします。
これらの行動を繰り返していると、適当に仕事をして、反省の仕方も適当なので仕事ができない人という印象を周囲に与えてしまいます。