3.中学受験を「失敗」にしないために親がすべき6つのこと
(1)子どもと同じ目線で向き合う
子どもの成績や偏差値を、「上から目線」で評価していませんか?
「なんでこんな問題間違ったの!?」「お母さんが受験した時は、もっと偏差値上だったよ。」など、自分自身が中学受験を経験した親ほど、子どもを威圧的に評価しがちです。
でも、成績や偏差値を偉そうに評価しても、全く意味はありません。子どもを上から目線でなじるのは【親がスッキリするだけ】で子どもにとってメリットはゼロ。悪影響しかないのでやめましょう。
反対に
- ・〇〇の単元が苦手みたいだから、一緒に見直そう!
・この前できてなかった△△が、今度の模試では正解してるね!
など、具体的かつプラスの声掛けは、やる気アップや成績アップに繋がりますよ!
もし子どもに何か指摘したい時には、【3つ褒めて1つ注意する】ことを意識しましょう。子どもは、「自分にはいいところがある。でも、ここを直せばもっと良くなる!」というプラスの気持ちで、勉強に打ち込むことができますよ。
(2)子どもの学習内容を把握する
「今何を勉強していて、どんな問題が苦手なのか?」子どもの学習内容を把握することは、中学受験サポートの基本!
家庭学習は、【予習➡塾で解説➡復習で分からない箇所を補強する】このサイクルが大事です。しかし、小学生の子どもの力量では、「自分は一体何が分かっていなくて、どう勉強すればよいのか?」判断することができません。そのため、親が学習内容を把握して家庭学習をサポートする必要があるのです。
「大変そう…。」と思う人もいるかもしれませんが、やることは至ってシンプル。簡単です!
- ①今何をしているのかテキストを見て確認する
②×が多い箇所を調べ、どこが分からないのか子どもに聞く
③単純なミスならそれでOK。根本から分かってないようなら解説を読んであげる
④解説を読んでも理解できない場合は、塾の先生へ聞くよう促す
塾の先生へ自ら質問にいかない子なら、「今日は質問タイムが終了する〇時にしか迎えにいかないよ。だから質問しておいで。」と促すのが効果的です。塾を上手に活用して、家庭学習のサイクルを軌道にのせましょう。
(3)第一志望以外の魅力も積極的に伝える
「絶対に〇〇中学に合格する!」その意気込みは大事ですが、第一志望の話しかしないのはNG。もし不合格になった時に親子共に深く落ちこみ、入学式を暗い顔で迎えてしまうことになりかねません。
事実、各私立中学は偏差値では語り尽くせぬほど多彩な魅力が溢れています。「この学校は〇〇の活動ができるね。」、「この学校は、寮生活のサポートがすごい!」など、受験予定の中学の魅力を積極的に伝えましょう。
「第一志望に不合格だったとしても、自分には希望に満ちた中学生活が待っている!」そんな気持ちを持たせてあげることが、中学受験成功のカギですよ!
(4)受験校選びは慎重に!
受験校選びは、慎重にしなければいけません。
- ・ネームバリューにとらわれ、子どもにとって難しすぎる学校ばかり選ぶ
・ろくに学校見学もせず偏差値だけで選ぶ
・実力を過信してすべり止めを一切受験しない
このような繊細さを欠いた受験校選びは、不必要な「全落ち」を招いてしまいます。
子ども希望・実力・受験スケジュールなどを加味し、慎重な受験校選びを行いましょう。
(5)塾や家庭教師の「やり過ぎ」に要注意!
「何とか合格して欲しい!」そんな想いが強くなるほど、親はあの手この手でどうにかしようと画策します。
その典型的な例が、塾・家庭教師・個別指導なども際限なく手を出すパターンです。
塾や家庭教師が1週間ビッシリ詰まっていると、習ったことをじっくり「復習」する時間がありません。インプットされた内容をじっくり自分のものにする機会がないため、いくら時間を掛けても成績は上がらない。そんな負のスパイラルが生まれてしまうのです。
消化不良を招く「やり過ぎ」には、くれぐれも注意して下さいね。
子どもだけでなく自分を労わることも忘れずに
中学受験伴走中のママは、女優のような演技も必要です。怒鳴りたい気持ちをグッとこらえて「頑張ろう!」と笑顔で励ましたり。
でも、そんなことを続けていると心が疲れてしまうことがありますよね。つい子どもばかりに目が行きがちですが、時には自分をねぎらってあげることも大事です。
こちらの記事では、中学受験を子をもつ親向けの本を厳選してご紹介しています!読むだけで元気が出る本ばかりなので、是非手に取ってみて下さいね。
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