11月11日

宝塚歌劇団が、外部弁護士らからなる調査チームから調査報告書を受領したとして、近日中に内容を明らかにすると発表。

11月14日

木場理事長が会見を開き、調査チームの報告書を読み上げ、遺族に謝罪。長時間労働の問題を認めたものの、これまでに「週刊文春」で伝えられた上級生からのいじめやパワハラは認めず、ヘアアイロンでの火傷についても「ヘアアイロンで火傷をすることは劇団内では日常的にある」と問題視しなかった。同理事長は12月1日付で辞任すると表明。

この日、遺族側も会見を行い、宝塚側がいじめ・パワハラを否定したことに反論し、再検証を求めた。しかし、木場理事長の後継者である村上浩爾取締役は、「そのように言われているのであれば、証拠となるものをお見せいただけるよう提案したい」とコメント。

11月17日

公演を中止していた兵庫での雪組公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』と『FROZEN HOLIDAY』を12月1日の公演から実施すると発表。理由を「公演を行える態勢が整ったため」と説明している。

 “秘密の花園”の暗部が暴かれ、世間からの批判にさらされている宝塚歌劇団。今後、入団希望者も激減しそうなものだが、古い体質は変わらないままなのだろうか。