五百羅漢を囲む見事なアジサイの中を散策できる「雲辺寺」や、渡し船で訪れる秘境感バツグンの「ヒリゾ浜」、可憐な菊が咲く貴重な光景が広がる「北山友禅菊」など、7月の国内旅行におすすめの穴場旅行先をご紹介します。
1.【岐阜】ひるがの高原
岐阜県のほぼ中央に位置し、 標高約900m、約2kmに渡って広がる高原です。穴場的なスポットですが、手付かずの自然を残す「ひるがの湿原植物園」や、落差17mの夫婦滝などの見どころも多く、高原の爽やかな空気の中で散策ができます。
また「ひるがのピクニックガーデン」では、リフトで標高1,000mの山頂まで登ることができ、7月からは4万株ものペチュニア(桃色吐息)が咲き誇ります。10月まで長期間にわたって咲く花で、一面にピンク色の花が埋め尽くす景色は見事!ほかにもテラスカフェがあったり、ジップラインがあったりと、レジャーを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。
2.【香川】雲辺寺/雲辺寺山頂公園
四国山脈の山頂にある雲辺寺(うんぺんじ)は、四国八十八所の中で最も標高が高い所にあるお寺です。かつては難所と言われた参拝道ですが、現代は日本最大級のロープウェイが建設されており、標高約920mの山頂まで7分で到着することができます。
山頂は平地と比べると約7度ほどの気温差があるため、雲辺寺では夏に約3万株のアジサイが見頃を迎えます。例年7月上旬から8月上旬まで楽しめる穴場の花スポットとなっていて、避暑を兼ねて五百羅漢を囲む見事なアジサイの中を散策するのもおすすめです。
また近くには雲辺寺山頂公園があり、こちらも隠れた人気スポット。公園内には「天空のブランコ」があり、瀬戸内海を見下ろす絶景のなかブランコに乗ることができます。空へ海へと飛び出しそうなブランコは、写真映えもバッチリですよ!
3.【長崎】伊王島
長崎市の香焼町沖に浮かぶ離島。2011年に伊王島大橋が開通したことにより、車で気軽にアクセスできる穴場のリゾートアイランドとして密かに人気を集めています。とくに夏には、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティ、島内サイクリング、ビーチヨガ、全天候型BBQガーデンなどのさまざまなアクティビティが充実しており、7月の旅行先にはぴったり。
このほかに島でおすすめのスポットが、伊王島の北の端に位置する「夕陽ヶ丘展望所」。青く澄んだ五島灘を一望できる展望スポットです。