北川景子の月9『女神の教室』、トップ10中唯一の女性主演作

 8位は、フジテレビ系「月9」枠で1月期に北川景子が主演した『女神の教室~リーガル青春白書~』。ロースクールに実務家教員として派遣された裁判官・柊木雫(北川)が主人公の“リーガル&ロースクールエンターテインメント”で、10.5%で放送を開始。北川にとっては初の月9主演作だったが、第2話以降1ケタ台を推移し、全話平均は7.0%となった。なお、トップ10中、女性が主演を務める作品は同作のみだった。

 中村倫也が7月期に主演した『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)も初回10.5%で、同率8位に。こちらは小説家・池井戸潤氏の同題作品(集英社)の実写化で、スランプに陥った作家・三馬太郎(中村)が移住先のハヤブサ地区で事件に巻き込まれていくという内容。田園ミステリーと銘打たれた本作は視聴者を魅了し、全話平均は9.3%を記録した。

 10位は、妻夫木聡主演の1月期ドラマ『Get Ready!』の初回10.2%。天才執刀医の“エース”こと波佐間永介(妻夫木)、凄腕オペナースの“クイーン”こと依田沙姫(松下奈緒)、オペ患者との交渉を担当する“ジョーカー”こと下山田譲(藤原竜也)らによる“ダークな医療エンタテインメント”を掲げていたが、最終回では6.4%までダウン。全話平均は9.4%だった。